『交番巡査・甲斐享
内容
角田課長(山西惇)の組対五課の手伝いをする右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)
そこに享の所轄時代の上司・堀江邦之(山口良一)から連絡が入る。
6年前、享が交番勤務の頃に扱ったストーカー事件の被害者・奥山深雪、
旧姓・高田深雪(石原あつ美)が殺されたという。
第一発見者は、夫の奥山誠(賀集利樹)大阪から出張で帰宅して見つけたと言う。
当時、深雪に付きまとっていたのは、元カレの久保亮二(小林高鹿)
薬品をかけられたのを、享が助けたのだった。
懲役5年。3年半で仮出所していた。
現在、観察期間も終わり、消息不明。
享は久保に疑いをかけるが、右京は、別に疑問を口にする。
なぜ、あの日、あの時間が犯行時刻になったのか?と。
敬称略
今回は、徳永富彦さん
そう。。。ちょっと、普通とは違う捻り方をする人である。
基本的にベタな事件であっても、魅せ方が違う。。というべきだろうか。
ってことで、やはり事件自体はベタなのである。
それでも、今作の最も見たかった部分。
私情を挟んでしまう享vs冷静な右京
がシッカリ描かれて、悪くなかったと思います。
やはり、見知らぬ2人が出会ったのだから、
いきなり仲良くしていることは、間違っているのだ。
それが《相棒》というタイトルなら、なおさらである。
単純だけど、
こういった積み重ねこそが、ホントに大事。
ようやく、見たかったモノを見た感じですね。
良い感じで、享の過去も織り交ぜてきましたし。
何度も書くようだが。
事件解決を見たいのでは無く、2人のやりとりを見たいのである。
ネタを凝ることばかり考えて、やりとりで魅せられないのならば、
杉下右京の《片棒》で十分なのだ。
これからも、当分の間は、
今回のようなエピを積み上げてくれることを期待します。
やはり、相互理解は、いろいろあってからでないとね!
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