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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺人生原稿』 内容 佐久間加代(あめくみちこ)の刺殺体が、 泊まっていた友人・鈴木奈美の部屋で発見される。 現場で加納(渡瀬恒彦)は、被害者が左手でカレンダーを指差し、 利き手の右手で電話を抱え込んでいることに疑問を抱く。 加代は、昨夜、青森から上京。出版社を訪ねたあと、 ホテルで誰かと待ち合わせとしていたよう。 加納と浅輪(井ノ原快彦)が、加代が訪ねた出版社へ向かい、 編集の貴島聡(菅原大吉)から話を聞くことに。 貴島の話では、加代は、亡き作家・柴田和彦(藤岡大樹)の最後の愛人だった。 昨年、加代のもとから、柴田の最後の原稿が発見されたということ。 ただし柴田の遺族が、加代の存在を認めず。 自分のモノだと主張する加代と 柴田の娘でタレントの柴田カンナ(平山あや)の間で争いが起きていた。 一方、ホテルを訪ねた小宮山(羽田美智子)村瀬(津田寛治)は、 加代とカンナが、一緒にいたことを掴む。 カンナから事情を聞くが、アリバイはなかった。 そのころ、青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は 赤木周二という男から、事情を聞いていた。 やがて青森から、加代の娘・和代が上京し。。。。 敬称略 いや~、ビックリしましたよ。 脚本が、須藤泰司さん! 。。。。。んんんん、、、、、っっと。 これって、まさかと思うが、超てこ入れ策!? 話の内容や、今回の話の評価だとか、 そういう部分よりも、ホントにいろいろと考えてしまった。 基本的に、深沢正樹さんがメインライターを務めている今作。 だから、深沢さん以外の脚本家さんの時は、 一部を除き、あまりサブキャラは登場しないし、使うことは無いのだ。 しかし今作《9係》の魅力は、刑事モノであるとともに それぞれの登場人物の悲喜こもごもを描く“群像劇”なのである。 初期は、その部分を描きすぎて、迷走気味でしたが(苦笑) それでも徐々に安定し、魅力になっていたのだ。 だからサブキャラが登場すると、ファンは、いろいろな思いを受けるわけで。 たとえば、先日の青柳&妙子なんて、そのひとつ 今回の矢沢&早苗 ただし、その込み入った部分を描くのは、 今後に影響を与える可能性があるため、やはり思い切った決断が必要。 こうなると、深沢さん以外の時は、“普通の刑事モノ”になり果てているのが 残念ながら、いま現在の《9係》なのである。 たしかに、刑事モノとしては、面白いし、 登場人物達の魅力。。。俳優さんの魅力もあって、 たとえ“普通”でも、面白いのである。 でも大問題は、“普通”を越えてないと言うことなのだ。 そう。あくまでも群像劇であることを考えれば、 少なくとも、浅輪&倫子そして加納係長は描く必要があるのだが、 出来ていない。。。それが、現状だった。 ここで、まさかの須藤泰司さん そして、今回の内容と展開。。。そして登場人物の使い方などを見ると。 テコ入れ。。。とまでは言いませんが、 《9係》という作品を動かそうとしている印象がありますね。 もしかしたら、今回が、転機かもしれません。 でもほんと、せめて今回くらい、 サブキャラを盛り込んでくれないかなぁ。。。。 盛り込まないと、今作じゃないと思いますよ。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/3496c798aaa1b80db5567c6b49e775de お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月07日 21時56分23秒
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