『かなわぬ夢』
内容
ある日のこと、小籐次(竹中直人)は、勝五郎(阿南健治)空蔵(山崎一)から
久慈屋の跡継ぎ話の噂を聞く。
昌右衛門(津川雅彦)は、孫娘・おやえ(藤本泉)の婿に
手代の浩吉(渡辺大)を考えているようなのだが反対の声もあると言う。
水戸の本家から来た浩吉。
本家に媚びを売りたいだけと言うよからぬことをいう者をいるよう。
そんななか、昌右衛門は、浩吉を呼び、おやえの婿にならないかと持ちかける。
一度、おやえと将来について話し合ってみてはどうかと。
困惑する浩吉は、小籐次に相談をする。
自分より、商才のある古株の番頭・泉蔵(マギー)もいるのに。。。と。
他の者たちも泉蔵を頼りにしているようで、自分など。。。と浩吉。
だが浩吉は、心配なこともあった。
泉蔵が、素性の分からぬ者たちと
お雪(遠野なぎこ)という女郎と遊んでいるのを見たことがあり、
ほんとに、泉蔵で良いのかと思っているという。
すると小籐次は、浩吉のおやえへの気持ちを問い正すのだった。
自分の気持ちに正直であれ。。。と。
そしてついに。。。ある夜。
泉蔵は、昌右衛門に詰め寄り。。。。。
敬称略
なんだろ。。。良い話で、別に不満が有るわけでは無いのだが、
微妙に中途半端な印象になっているのが、少し残念な部分。
メインは、あくまでも久慈屋の話のハズなのだが、
その部分以外のネタ。。。小籐次を盛り込みすぎてるんですよね。
いや、小籐次を描かなくて良いから、
もっと昌右衛門を描くべきだったんじゃ?という印象だ。
主人公だから仕方が無いというのも分かるが、
主人公であっても、メインが主人公以外なら、
そこを中心に描かなくては、何を描いているのか分からなくなると言うこと。
結局。。。。アレコレ描いているようで
小籐次の恋バナに見えてしまっているのがねぇ。。。
にしても、なぜもっと昌右衛門を前に出さなかったんだろ。
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最終更新日
2013年08月23日 20時44分54秒
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