2014/08/16(土)22:33
NHK土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』第三回
『天空の笑顔』
「富士山頂の妻・天空の笑顔~果たせるのか再会と告白に待ち受ける苦難」
内容
富士山に登頂するため、子供を実家に預け、御殿場に到着した千代子(松下奈緒)
到着すると、義父・勝良(平田満)が来ていた。
夫・到(佐藤隆太)が危険だと反対するだけで無く、
支援してくれている中央気象台技師の和田雄治(勝村政信)にも迷惑がかかると。
すると、苦労は承知の上で、到を手助けする人間が必要だと千代子は訴える。
その思いに、勝良も了承するしか無かった。
はじめは反対していた強力の熊吉、鶴吉も、
與平治(狩谷俊介)の説得だけで無く、千代子の思いを受けて同行する。
そんな折、到の弟・清(三浦貴大)がやってくる。
義母・とみ子(余貴美子)が手助けをしてやれと。。。やってきたよう。
心強い味方が出来た千代子は、皆と一緒に登頂を開始する。
その直後、和田が、勝良宅を訪ねてくる。
なぜ、千代子を行かせたのかと怒りをあらわにする和田。
女性にとってと言うことではなく、冬の富士は、あまりに過酷で危険だという。
もしもが有ってからではと、到が猛反対していたと告げるのだった。
断念してくれることを願う。。。。と。
敬称略
“ついに!”
という話である。
話が丁寧に組み立てられているだけで無く、
演出が、ほんとに丁寧ですね。
細かいところまで、凝っているし。
今回を見て思ったことは、ただ1つ。
“放送されたのがNHKで良かった”
でしょうか。
もちろん、映画だと、もっと。。。という部分も出てくるし、出来るでしょう。
でも、やはりそこは。。。ドラマ。
どのあたりでっていう限界というモノがありますからね。
その中でも、決して外してはいけないことも。
そう考えると、かなりギリギリで描かれているのが、良く分かります。
それも、低予算で。
少し、禁句になりますが。
今作。。なぜ、もっと、いろいろと投入して、
“大河枠”で、放送しなかったのだ??
たしか、そういうことを、またやるんだよね???
今作には、それだけの価値があると思いますよ。
そうすれば、
気になる粗も消えるだろうし。。。