レベル999のマニアな講義

2014/09/24(水)22:48

若者たち2014 第11話(最終話)

ドラマ系の感想(26713)

「旅立つ」 内容 多香子(長澤まさみ)から、土地に買い手がついたと知る旭(妻夫木聡)たち。 兄に頼み返してもらおうとしたらしいが、すでに買い手がついていたという。 旭は、売ることを決断。暁(瑛太)は、猛反発するが。。。 思い入れのある家と土地。。。旭は、新城(吉岡秀隆)に相談をする。 新城は、自らの再出発することを告げた上で、ある言葉を旭に贈り。 そのころ陽(柄本佑)と旦(野村周平)は稽古場へと向かっていた。 すると、そこには香澄(橋本愛)がいた。。。 一方、暁は、多香子とともに多香子の兄の正一(小林高鹿)のもとを訪ねていた。 権利証を返して欲しいと告げるが、すでに金の使い道も決まっていると。 すると暁は。。。。 敬称略 総括気味で。 といっても、散々書いてきているので、書くことはないのだが。 特に、脚本が悪いわけでも無ければ、演出が悪いわけでも無く。 もちろん、俳優が悪いわけでも無い。 でも。。。。ってことである。 いくつか目についた部分はあるが、一番の問題は、 物語全体の構成が、雑すぎたこと。。。。でしょうね。 そうなってしまった原因が、 少なからずキャスティングにあるのは言うまでもありませんが。 そうなのだ。 パーツが良いのに、まとまると崩壊するという“まとまりの無さ”こそが、 この体たらくを招いてしまったと言うことでしょう。 正確に、“何か”と比較はしませんが。 例えばの話。 5人兄弟の少なくとも2人、出来れば3人が子供。。。小中学生であれば。。。 たった、これだけのことで、一部の話しが独立なんてしなかったでしょう。 このあたりが、キャスティングの。。。ってことである。 有名所を集めたのは良いけれど、 どうしても、なんらかの“こと”を描く必要がある。 これが、子供なら、兄弟。。。大人が、関わった可能性が高いが。 なにせ。。。大人なので(苦笑) 他の兄弟が、無理して関わる必要性が生まれず おかげで、話が完全に分裂してしまった。 そのうえ、無理に絡ませる必要がない俳優を、絡ませる。絡ませる。 どうしても必要なら、仕方ないと諦めますが。 正直。。。。“なぜ?”という部分も多かったのだ。 群像劇だってのもわかるんだけど、 あまりに。。。その“括り”が大雑把すぎるんだよね。 だから、2本立て、3本立ての散漫なドラマになってしまった。 今作って、まさに “船頭多くして船山に上る” ですね。 気合いが空回りした感じかな。 もしも、この脚本で、このキャスティングで、本気で描くなら 少なくとも2クール必要だったでしょうね。 ほんと、1クールってのが無理な話だよね。。。 逆に、なぜ、1クールなのか? それが、今作の最大の疑問かもしれません。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/8c4800b626dfc6c6e7a219c59fd14830

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