2015/01/12(月)20:49
警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル FILE.1
「要求は花嫁!結婚式場立てこもり事件…3人の子連れ刑事が、脱走犯に立ち向かう!家族のために走れ、杉山!」
内容
吉祥寺署一の敏腕刑事、杉山真太郎(谷原章介)は、
入院中の妻・香織(酒井美紀)を3人の子供たちと見舞っていた。
そこへ、相棒の永峰有(要潤)が駆け込んでくる。事件が発生したという。
すぐに現場の公園へ向かう2人。亡くなっていたのは、質店店主・本間英介。
杉山は、遺体を見て、すぐに違和感を感じ取る。
なぜ、裸足なのか??と。
そのうえ、少し離れた場所で、被害者の靴らしいボロボロの靴が発見されるが、
明らかに妙だと。
署に戻り、岡崎克彦課長(佐野史郎)を中心に、捜査会議を行っていると。
鎌本義夫署長(榎木孝明)が、ひとりの男を連れてくる。
刑事課のテコ入れのため本庁から呼び寄せた元部下・苫米地拓(袴田吉彦)
明らかに横柄な態度の苫米地に、
岡崎、永峰、香川桜子(片瀬那奈)澤みどり(永池南津子)は不快感を抱くが。。
その直後、鑑識の新垣進也(久保田悠来)から報告が入る。
残されていた靴の中に残っていた繊維が、被害者の靴下と一致しなかったと。
その後、被害者宅から、現場まで、聞き込みを開始する杉山。
途中、盆栽を趣味にする家で、植木鉢が壊された痕跡を見つけた杉山は、
刑事課に戻り、岡崎課長に報告しようとするのだが、事件は解決済みだという。
苫米地が、犯人を捕まえてきたと言うことだった。
永峰から、犯人・江田幸司(佐伯新)逮捕の経緯を聞いた杉山は、
犯人が逮捕出来たなら、それで良いと口にしてみたものの。
盗んだのが古い礼服だったことに、違和感を抱き始める。
なぜ、礼服なのかと。
そんななか苫米地が参加せず、杉山、永峰が、江田とともに実況見分へ。
しかし、一瞬の隙をつかれ江田が逃走してしまう。
大失態に、鎌本署長へ謝罪する杉山。
とりあえず、江田の捜索が再開されるのだが、
携帯に娘・美晴(本田望結)からの着信が多数ある事に気付く。
妻の容態が急変し。。。。。すでに。。。。
妻の葬儀で、杉山は、友人の新聞記者・谷崎文二(矢柴俊博)と再会。
苫米地は、評判が悪いだけで無く、異動に何かあるという噂を知ることに。
その後、娘たちは、妻の母・青柳芳江(高橋恵子)のもとで世話になり始める。
そんな折、管内の結婚式場で立てこもり事件が発生する。
犯人は、江田だった。
岡崎が杉山を気遣って連絡を入れていなかったよう。
すぐに現場へ向かった杉山。
江田は、式場の職員を人質にとり、
結婚予定の娘・中島美佐子(宮崎香蓮)を連れて来いと要求していた。
交渉の余地はあると考える杉山だったが、すでに苫米地はSITを準備。
杉山は江田の説得を試みるのだが、苫米地の命令で江田はSITの銃撃を受け、
江田の放った弾丸が、杉山へと。。。。
病院で目覚めた杉山は、谷崎から妙な話を聞く。
やはり、何かオカシイと感じた杉山は、意識を取り戻した江田のもとへ。。。。
その後、苫米地は、
沼田孝太郎(梨本謙次郎)の会社を家宅捜索すると言い始め。。。。
敬称略
脚本は、もろさわ和幸さん
王道の刑事モノですね。
さすがに、2時間なので、情報過多の印象もありますが。
それでも、流れがスムーズだし、分かりやすくて良いです。
いわゆる“ベタ”ってヤツですね。
あとは、主人公と子供たちとの関わりを、どんな風に描いていくか?
それだけである。
今回に限っては、それほど出しゃばっているわけではないので、
これくらいなら普通に見ることが出来るでしょう。
にしても。ほんと王道。
本来、この枠は、王道の作品が多かったんだよね。
でも。。。《水戸黄門》がなくなり、
現在の“月曜ミステリーシアター”になってからは、
定番だった《ハンチョウ》も。。。
ほんとは、定番だからこそ、固定客がいるはずなのに。
過去の栄光と比較したって仕方ないのにね。。。。
今じゃ、妙な感じで凝ることばかりを考えるようになってしまい、
気がつけば、シリーズ物に出来る作品さえ、ほぼ消滅。
それじゃ、固定客が増えるわけがないのである。
たしかに、ベタドラマは、もろはの剣。
でも、一度固定客をつかめば、他局の“木8”のようになるのである。
今作を、この枠と言うだけじゃ無く、この局の“柱”に育てようと言うつもりで、
なんとか、頑張って欲しいモノだ。
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