レベル999のマニアな講義

2015/08/07(金)20:44

BS時代劇『一路』 第二回

ドラマ系の感想(26714)

「いざ出立」 内容 父が残した“行軍録”をもとに参勤交代を決意した一路(永山絢斗)は、 槍持ちとして丁太(武蔵)半次(内山信二)という仲間を得た。 総勢30人を考えると、少なくともあと28名が必要。 最も一路を悩ましていたのは、参勤の資金が無いことだった。 先ず、一路は、左京大夫(渡辺大)に60名揃えて欲しいと訴えるが。 将監(佐野史郎)は、その心意気を褒めたものの、 路銀については勘定方へ話しを通す必要があると。 そこで勘定役の国分七左衛門(石黒賢)に、多くの行列ができていた。 一路は、栗山(中島広稀)に、後を任せ、 蔵役の佐久間勘十郎(藤本隆宏)のもとへとむかう。そして参勤への同行を懇願。 だが蔵役の任のため、国元を離れることは出来ないという佐久間に、 “参勤は行軍”と金笠にて、行軍の先頭に立って欲しいと訴えるのだった。 そして懇意にする髪結いの新三(忍成修吾)も勧誘。 一度江戸を見てみたかったと。。。新三は快諾。 また、空澄(上條恒彦)の厚意で、宿を確保。 ようやく、先が見えてきた一路。しかし栗山は国分に会えず。 一路は、国分の屋敷へと。。。。 いいなずけ薫(松浦雅)との婚儀を断った上で、一路は路銀百両を申し出る。 しかし、国分は通常なら五十両のハズだと、理由を問いただすのだった。 一路の思いを聞いた国分は。。。。。。。。 翌日。金が出ないと聞かされた一路は、叔父・惣十郎(梶原善)を訪ね。。。 敬称略 白装束。。。いわゆる、死に装束ですが。 やはり、時代劇にとって、大きな意味がある装束ですね。 正確には。。。その時代の人にとって。ですが。 シナリオ、セリフ、演技、演出だけでなく、 こういうのって、ホントに大切ですよね。 これだけで、“全て”が伝わると言っても過言では無い。 そのあたりからの、徹底的な描き込みが、凄かったですね。 映画のよう。 ほんと、面白かったと思います。 しっかし。。。ブチ、白雪。。。馬の名前ですが。 まさか、声をつけてくるとは!! 熊田曜子さんと室井滋さん。。。 さすがに、驚いてしまった。 でも、今作、シリアスな部分とコミカルな部分の緩急の付け方が ほんとに、見事ですね。素晴らしい。。

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