レベル999のマニアな講義

2016/09/14(水)21:54

刑事7人(2)第9話(最終回)

ドラマ系の感想(26829)

「vs予告犯3つの挑戦状!!最後に笑うのは96%の良心」 内容 アパートの一室で、老人の遺体が発見される。状況から自殺と思われた。 駆けつけた天樹(東山紀之)は、手にお守りが握られているのを確認する。 所轄の刑事によると、警察に連絡を入れてきたのは、 亡くなっていた本人、元警察官の上野良政だという。 現場から立ち去ろうとした天樹に、妙な青年が声を掛けてくる。 大学院で助手をしていたという山崎晃(山本裕典)は、 天樹が機捜の人間であるコトを見抜いたうえで、妙なことを口にする。 とある駐車場で、大動脈を切られた遺体が発見されたと無線の真似をしたのだ。 妙な印象を受けつつ、去ろうとしたとき、無線が入る。 それは、山崎が口にした内容と同じだった。 亡くなっていたのは、IT企業社長の藤岡伸行。 現場には凶器の包丁。しかし指紋はなかった。 その藤岡の遺体を解剖した堂本(北大路欣也)は、違和感を述べる。 あまりに綺麗すぎる遺体だと。 一方で、沙村(高嶋政宏)は、片桐(吉田鋼太郎)から、 元警官の自殺について話がしたいと言われる。同期だったと。 捜査があるからと断る沙村。 その後、沙村は、水田(倉科カナ)青山(塚本高史)とともに 藤岡の会社へ向かい、共同出資者の和田恒徳副社長から、 話を聞くことに。 和田が、落ち着きすぎていることに、妙な印象を受ける。。 調査の結果、3ヶ月前に、藤岡に5億の生命保険がかけられていたと判明。 そんな折、再び事件が発生する。 亡くなったのは、会社員の宮川博。 駆けつけた沙村に、連続殺人の可能性を天樹は指摘する。 残されていた凶器は、同じ凶器だったと。 第一発見者は、妻の奈美。娘・真里と実家に帰っていて帰宅して見つけたと言う。 その話に、水田は違和感を抱きはじめる。 その直後、山下(片岡愛之助)から連絡が入る。 3ヶ月前に、凶器の刃物を4本購入した人物が居ると。 それからすぐ、新たな事件の連絡が入る。 被害者は、矢野智。無職。 凶器は同じ。亡くなったのは、2時間前。 折しも、天樹が違和感を抱き、山崎から聴取中。。。。。 山崎は、“どう考えても、犯行は不可能だ”と天樹に告げる。 敬称略 今回は、徳永富彦さん どこかで見たことが。。。。ってのは、横に置いておくが。 総括気味で。 話自体は、 久々に、“7人”それぞれに役割が有り、 特徴も表現されていて、“今作らしさ”が出ている。 それに、事件も捻りがあって、良い感じだし。 “2”のなかで、一番かもしれません。 まあ、あえて。。。不備を指摘するなら、天樹の役割が中途半端なことくらい。 主人公としては、ちょうど良いんだけど。 機捜なのに。。。それが、ほぼ利用されていない。 。。。ほぼ“12係”(笑) そもそも。“1”では、無理矢理チームになったはずだ。 なのに。。。 きっとね。 大人の事情が、あるのだろう。 別の部署にすれば、単独行動に違和感は生まれないし。 7人が集まる必要性は、薄まるのだ。 そう。。。そういうこと。 だからこそ、逆に、違和感も感じるのである。 刑事モノとしては、それなりに、スムーズな流れがアリ、違和感は少ない。 ただ、役割という部分を考えると、あまりに強引なのだ。 よくよく考えれば分かるんだけど。 機捜である必要性がないならば、同じチームで良いんですよね。 それにね。 刑事モノドラマを見たことがある人なら分かりますが。 主人公刑事の単独捜査なんて、“普通”じゃ? そう。。同じチームで成立するのである。 刑事モノとしてのネタ自体は、結構頑張っていると思うのですが。 結果的に、“今作らしさ”が足りないのも事実で。 仮に“3”を作るつもりならば、もう少し“らしさ”を作り出して欲しいです。 今作中、1つの例がある。それは、永沢が退場した事件。 これ、もう少し上手く作れば、もっと面白かったはずなのだ。 ほんと。。。普通の刑事モノにしちゃいましたからね。 そらね。 今作だって、普通の刑事モノだってのも、分かるけど。 それでも、特徴を作らなければ、意味は無いと言うことだ。 ただ単に7人。。。ってだけではね! それこそ。。他局の《南平班》の方が、上。 刑事モノとしては、良い感じなのに。。。。

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