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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
謎のご祝儀袋を持った刺殺体が発見される。 報告を受け臨場した大岩(内藤剛志)は、小山田(金田明夫) 捜査一課2係長・丹羽竹代(菜葉菜)たちから状況の報告を受ける。 所持品から、樋口物産販売の総務課長・三波圭子(宮田早苗)と判明。 昨日、部下の結婚式に出席。披露宴には姿を見せなかったという。 だがご祝儀袋に100万と書かれていたが、中に入っていたのは1000円1枚。 また出席者で被害者の部下のひとり押谷部李子(瑛蓮)の話で、 圭子は、部下の社員・一色貴代(柳ゆり菜)と 親会社社長・樋口美智雄の息子・樋口淳史(岩永徹也)の結婚式に出席。 ブーケトスのとき、新婦が同僚の立花美穂(黒川智花)に投げたモノを、 圭子がダイビングキャッチで奪うというハプニングがあったという。 しかし現場付近からは、ブーケは見つからず。 参加者で作るウエディングツリーの色紙も無くなっているとわかる。 そして、管理していたという美穂も姿を消しているという。 その後、小山田が、樋口親子から話しを聞き、 そして天笠(鈴木裕樹)、丹羽係長は、圭子の職場へ。 すると、なぜか貴代がいた。子会社に異動となったという。 一方で圭子の部下・湯上杉輝(蟹江一平)の話で、 貴代と美穂にトラブルがあったこともわかってくる。 敬称略 脚本は、金子香緒里さん 監督は、池澤辰也さん 内容よりも、予告が気になって仕方がなかったよ。 そう。 今作《捜査一課長》と本日開始予定の《未解決の女》がコラボ! まあ、どこまでのコラボにして行くのか分かりませんが。 こういうのも、あって良いでしょう。 だって、刑事モノばかりで、職場が同じだしね! とはいえ。 この局では、カメオ程度のコラボではあるが。 《相棒》《9係》そして《おかしな刑事》 正確には、《9係》が中心ではあるが。やっているんですが。 他にも、小ネタ程度ですが、《科捜研の女》と《捜査一課長》も、 繋がりを感じさせるような演出が盛りこまれていることがありますよね。 この手の作品“刑事モノ”には、ある程度ファンがいますので。 そういうファン心理をくすぐる演出としては、悪くないです。 ただ、既出の作品は、所詮は小ネタ程度。 今作。。。。出来れば、がっつりと行って欲しいですね。 もしかしたら“思わぬ何か”が生まれるかもしれませんし。 ってか。。。大岩を使ってしまうと、笹川刑事部長は、どうするの?(笑) そのアタリはともかく。 今回。。。脚本がなぁ。。。。(苦笑) いやね。 前作の《2》では、《1》とは大幅に脚本を代えてきた今作。 で。ここで、新人投入ですか。 ちょっと困ったなぁ。 何が困ったかというと。 今回の事件自体が、かなり強引であるが、凝っているのは分かるのだ。 正直、捻り過ぎなくらいで、内容がスンナリ入ってこないほどだ。 登場人物も多すぎるし。 そのあたりは、仮に2サスなら、ギリギリ許容範囲だろうけどね。 でも今作。。。1時間だもん。 さて、その内容以上に困ったことが今回起きてしまった。 それは、事件を捻って、それを追いすぎるあまり、 登場人物のキャラが、ほとんど描かれていないのである。 もちろん、全く描いていないわけじゃ無いんだけど。 話の中に埋没してしまい、登場人物を全く活かしていない。 と言っても過言では無いほどだ。 これでは、刑事モノとして、事件が複雑であることは分かっても。 登場人物が見えないので、ドラマとしての面白味が全く無い。 極論を言えば、どのキャラも立っていないので、 刑事。。。。いる意味ありません。 ほとんど、朗読劇に近い状態だしね。 ドラマは、登場人物のやりとりで描かれるモノであって。 なんらかの話しに沿って、登場人物が動くのは、本末転倒。 そういうことである。 一話完結だからこそ、ある程度シンプルにしなければ、 ドラマ、物語を描くのは不可能なのである。 これね。致命的なのは。 シリーズモノであることなのだ。 シリーズモノには、特定のファンがついているのに。 これじゃ、期待外れ。。。ドラマが違うと思われても仕方ないだろう。 ちょっと、気合いを入れすぎです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月19日 20時53分49秒
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