レベル999のマニアな講義

2018/10/18(木)22:16

木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』第2話

ドラマ系の感想(26716)

内容 翔子(米倉涼子)が管理人を務める“京極法律事務所”に危機が迫っていた。 翔子が“経費”で、散財したため、金が無く。家賃を払わなければ強制退去。 そんなとき、依頼人が現れる。 話を聞く京極(高橋英樹)青島(林遣都) 依頼人は、太陽製紙の元取締役の永島美鈴(斉藤由貴) 3人の部下からパワハラで告発され、取締役を解任。 納得出来ず、会社を相手に損害賠償請求の民事訴訟を起こしたが、 口頭弁論前に、弁護士が降りてしまったという。 話しを聞き、勝ち目がないと。。。断ろうとした翔子。 しかし請求金額が3億2000万と聞き、快諾する。報酬が多額だったのだ。 早速、会社側の弁護をするFelix&Temma法律事務所を訪れる京極、青島。 すると担当をする白鳥(菜々緒)が、絶対に勝ち目がないので辞めた方が良いと。 音声データを、2人に渡すのだった。 そこには、美鈴がパワハラをする証拠の音声が。。。。 降りた方が良いのではと言われても、翔子は、 “納得いかない”と。。。調査を命じる。 敬称略 脚本は、橋本裕志さん 演出は、田村直己さん 明らかに、イレギュラーだった前回と比べると。 紹介話も含めた、無駄な部分が少なくなっているのは、確か。 そういう意味じゃ、 《ドクターX》の影が薄くなったこともあって、 ドラマとして、少なからず好感が持てるのだが。 ただ逆に、今回を見て、いくつかの大きな疑問が出てきた。 ひとつは、主人公が何もしていない印象が強いことだ。 確かに“管理人”として、指示は出しているんだけど。 その指示が、曖昧すぎるのだ。 ハッキリ言って、いなくても良いくらい。 キャラとして明確なのは、口が悪く、大声であること。 それくらいだ。 そう。主人公らしさは、その程度でしかなく。 敏腕弁護士だったかどうかさえ、全く分からない状態なのである。 で、ここで、もっと大きな問題が浮上する。 そういった主人公で、ポンコツの“仲間”たちであるため、 物語が本格的に動き出すのが40分過ぎ。。。。あまりに遅すぎだ。 小ネタは、それなりに楽しくても。 本編が、この体たらくでは、面白く感じないのは、当たり前だ。 せめて、40分過ぎの展開を、序盤から持ってこなければ、 主人公を見せても不快感を感じるだけ。 こんな主人公で魅せることは出来ないってことだ。 小ネタは、楽しくても、ドラマが面白くない。。。そういうことだ。 そして、もっとも致命的なのは、 今作に対する期待感が高すぎること。。。なのである。 時間延長だから。。。と信じたいが。 現在の状態でも、“コレは!”っていう部分が少ないので。 これで、通常時間になって、面白くなるとは、考えづらい。 オモシロ味のある部分もあるため。 可能性はある。。。と思うんだけどね。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-4758.html

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