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カテゴリ:ドラマ系の感想
「大地」
内容 四三(中村勘九郎)が主宰した女子スポーツの大会において、 富江(黒島結菜)のとった行動に怒る父・大作(板尾創路)が、 学校に乗り込んできて、四三の免職を求めてくる。 反発する富江たち生徒は、教室に閉じこもってしまう。 女はスポーツをやるべきでは無いという大作に、シマ(杉咲花)が提案する。 鍛えている娘・富江と勝負をしてみれば良いと。 結果、大作の完敗だった。 そんななか、嘉納治五郎(役所広司)から、神宮外苑競技場の完成に目処が立ち、 日本でオリンピックが開催出来るようになると知らされる四三。 そのころ、孝蔵(森山未來)とおりん(夏帆)。 貧乏暮らしに、夜逃げ。。と、孝蔵の放蕩ぶりに、おりんは、呆れかえっていた。 仲人をした小梅(橋本愛)は、おりんに離縁を勧めるが。。。 そして。 大正12年9月1日。 四三が嘉納治五郎と競技場の建設現場の見学へ。 そんなとき、突然、地面が揺れはじめ。。。 自宅にいた孝蔵は、おりんを。。。 “播磨屋”に帰ってきた四三は、辛作(三宅弘城)からシマのことを聞き、 増野(柄本佑)とともに。。。。 敬称略 演出は、井上剛さん “いずれ、君が正しかったと分かる日が来るさ” そこはともかく。 予告で分かっていたことだけど。 ドラマで、いろいろな災害を描いたり、戦争を描いたりするが。 ここまで、関東大震災を描いている作品は、ほんとに久々だね。 “朝ドラ”でも、あまり描かなくなっているし。 。。。描いていないわけじゃ無いけどね。 最近じゃ。。。内野聖陽さんの《琥珀の夢》でも、描かれているしね。 ここまで丁寧で、シッカリ描いているのは、 正直、いつ以来か、分からないくらい。 “事態”が、シッカリ伝わってきました。 もちろん、それだけじゃ。。。。ってことで。 今作らしさを、ふんだんに盛りこみ、物語を作り込んだ。 良い仕上がりですね。 で、思ったのだ。 結局、この時代を"ドラマ"にすることが、あまり無いことが問題なのでしょうね。 もしも、この時代を描いていれば、 今作だって、もっと興味を持たれていたかもしれませんし。 ほんと、バカみたいに、戦国時代だとか、幕末だとか。 そんなドラマばかり作ってるからだよ。 え?興味が? それは、違うと思う。 そういう風に仕向けた。。。んでしょ。 話題になれば、同じモノを作る。 何も考えずに、手抜きで出来るからね。 それって、 俳優さえ並べておけば良いって言う、ドラマ作りと全く同じ。 ほんとに、今の時代をつくり上げたのは、 明治だけじゃ無く、大正。。そして昭和とあるんだから。 もっとね。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5285.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月16日 18時47分07秒
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