レベル999のマニアな講義

2019/07/22(月)23:08

ドラマBiz『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』第1話

ドラマ系の感想(26728)

内容 “村越誠一法律事務所”に助けを求めるFAXが届く。 ボス弁の村越誠一(反町隆史)は、何かを感じ取り、 慌てて事務所を駆け出して行く。 それを見送る経理の永井茜(小池栄子)は、事務員の池田伸司(堀井新太)に 命に関わる案件なのだろうと伝える。「またお金にならない予感が。。。」と。 ある港町の魚市場“網代中央水産”に駆けつけた村越は、 弁護士バッジを外していることを、社長の山谷護(石黒賢)に告げる。 弁護士が歩いているのが分かると、不安が広がってしまうと。 早速、話を聞き始めたところ。 事情を知っているのは、経理部長の塚田と、腹心の滝口(笠原秀幸)だけ。 大手スーパーの進出で、かつては売り上げ140億あったものが、経営悪化。 銀行からも貸し渋りをされ、瀕死の状態に。 苦悩する山谷に、「大丈夫です。なんとかなります」という村越。 その後、茜と伸司がやってきて、現地を調査。 調査結果を基にして、村越は、ある再建案を山谷に提案する。 魚市場の近くで食堂を営む山谷の妻・千佳(高橋ひとみ)は、 偶然、事情を知り、心配を夫に伝える。 村越は、債権者の銀行を招き、バンクミーティングを開催。 山谷から状況の説明がなされ、民事再生ではなく、私的債権が提案される。 それと同時に、債権20億の8割放棄も提案されるのだった。 予想どおり、話し合いは紛糾して終わってしまう。 その後も、支援協議会の利用や、会社分割など、いろいろな策を練り、 バンクミーティングが開催されるが。 メインバンクの富士中央銀行の佐々木原(高嶋政宏)らが猛反発。 敬称略 原作は未読 脚本は、西荻弓絵さん 演出は、西浦正記さん 印象としては、この枠“ドラマBiz”らしい作品ですね。 今まで、今作を含め6作作られているが。 基本的に、“再生”がテーマになっている作品ばかり。 今作も、その流れである。 それでいて、この局の特徴である“ビジネスモノ”であり、 シッカリと“大人のドラマ”に仕上げてきている。 極論を言ってしまうと。。。。。それらがあるため、既視感もある。 それでも、シッカリ作られているドラマは、 そういう雰囲気を見せないモノだ。 今作は、そういう部分を見せず。 かなり丁寧に、一種の“ビジネスモノ”として、シッカリ描いている。 と同時に、きっと、今作の特徴になるだろう。。“人情モノ”としても。 なかなかの仕上がりだ。 馴染みの薄い単語も、シッカリ説明しているし。 こういう気配りは、作品として大切と言うだけで無く。 ターゲットにしている視聴者を考えれば、 適切な演出だと言えるだろう。 ただ、気になることもないワケじゃ無い。 ひとつは、やはり。。。。同じコトを繰り返す可能性が高いことだ。 それぞれの案件で、それぞれにしかない“特徴”を、 どういう風に盛りこんでいくか?が、 今後の面白味に繋がっていくのは、言うまでも無い。 ホントなら今回も、法律的なことだけでなく。 再建の具体化も欲しかったところ。 それに、今回、初回2時間SPだったわけだが。 今後。。。1時間になったとき、 見せる部分と見せない部分の取捨選択でしょうね。 時間足りるのか? 。。。。次回を見れば分かるかな。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5352.html

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