レベル999のマニアな講義

2019/10/21(月)22:01

シャーロック アントールドストーリーズ 第3話

ドラマ系の感想(26713)

内容 渋谷の空き家で、男性の遺体が発見された。 江藤(佐々木蔵之介)から“つまんねぇ”と言われ、 気になった獅子雄(ディーン・フジオカ)は、現場へと向かう。 いわくつきの物件で、5年前、地面師詐欺事件で被害に遭った建設会社社長。 被害者が、邸内で自殺していた。それからは、空き家に。 遺体があった場所で、獅子雄は木の枝がある事に気付く。その断面は新しかった。 その後の調べで、遺体の身元が判明する。 地面師詐欺グループのひとり・吉野正夫(六平直政)だった。 その遺体安置室に、捜査二課の市川利枝子(伊藤歩)がやって来る。 グループで唯一逮捕出来た犯人だという。未だ、取られた21億は見つからず。 主犯の守谷に渡ったらしいことは分かっていた。 家の持ち主・坂東庄之助は、高級老人ホームにいて、悠々自適の生活。 ここ数ヶ月、建物から出ていないことも確認されていた。 大邸建設社長の妻は入院中。子供はいなかった。 当時、案件を持ち込んだ営業マンの古田和人(岡田義徳)に 事情を聞きに行く獅子雄。屋敷近くで目撃情報があったからだった。 しかし、知らないと言うばかり。ただ妙な印象を受ける。 そんななか、出所した吉野が、 坂東家の元家政婦・細川保奈美(山口いづみ)に連絡をとっていたと分かる。 若宮(岩田剛典)に話しを聞きに行かせたところ、謝罪に来たという。 保奈美は、吉野が家の持ち主役で犯人グループに利用されたと慰めたようで。。。 古田に13億の大きな契約があると知った獅子雄は、古田に揺さぶりをかける。 すると、5年前のコトは現在の会社には言っておらず。 不安がある事も伝えていないと打ち明けてくる。 家の持ち主・斎藤順子(山村紅葉)に、妙な印象を受けていると。。。。 敬称略 脚本は、井上由美子さん 演出は、永山耕三さん そっか。。。。“守谷”なんだ。。。なるほどね。 知っている人は知っているとおり、 今後、関わり続ける人物であろう。 先ず初めに。。。。あり得ん。 第3話で、3人目の演出である。 そこはとりあえず横に置いて置くが。 脚本の素晴らしさだろうか。 徹底的な作り込みが見えて、面白いですね。 ミスリードも、シッカリ為されているし。 イマドキの案件や、要素を盛りこんでいるのも、秀逸だ。 “リメイク”“ローカライズ”は、センスが物を言いますから。 センスの良さが見える脚本である。 そして、ほんとに素晴らしいのは、 これまでの2話と同じく、そんな秀逸な脚本に応えている演出と俳優。 見事としか言いようが無い。 緩急の付け方も、今回が第1話、第2話より、バランスがとれている。 あ。。。第1話、第2話が、ダメだったわけでは無く。 ちょっとした、バランスの問題。 スタッフが、どこまで作品の“らしさ”を押し出すか?押し出さないか? なのである。 3人目で、ちょうど良い感じか。 とはいえ。 キャスティングで、ある程度、先が見えたのは、少しだけ引っかかったが。 ここは、もうちょっと、人を揃えても良かったかもね。 ま、満足度が高くなっているので、 これくらいが、良いのかもしれません。 あ。。。。。。褒めてしまった。 じゃあ、ひとつだけ、不満を。 助手のふたり。。。。必要ですか? 刑事がいれば成立するんじゃ?刑事にも相棒がいるし。 このふたりだけで、成立するよね? そうなると。。。。主人公の助手が消滅して、 モデルとは違ってしまうんですけどね。 だったら、もっと、ホントの意味で利用すべきじゃ? もしくは、刑事を利用しないようにすべきじゃ? 初回から、気になっていることである。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5530.html

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