内容
昭和63年8月14日
場所を探す一条春生(美村里江)に和辻摩子(土屋太鳳)が声をかける。
向かったのは、和辻家の別荘だった。
早速、摩子の母・淑枝(中山美穂)に歓迎される春生。
そして。父・道彦(岡本健一)も笑顔で挨拶する。
屋敷の中に入ると、
和辻製薬会長で、大伯父の与兵衛(大和田伸也)や妻・みね(夏木マリ)
会長の弟で取締役の繁(鶴見辰吾)
摩子のいとこで婚約者の卓夫(松本岳)。
そして会長の主治医を務める間崎鐘平(吉田栄作)も歓迎してくれる。
その後、夕食が終わり。。。一服していたところ、
二階から階下の皆に「おじいさまを殺してしまった」と摩子が叫ぶ。
摩子によると、夕食後に、大伯父に呼び出されたのだが。。。。
一族の名誉を守るという一致した意見で、事件の隠蔽を考え始める。
敬称略
原作は既読。
脚本は、池田奈津子さん
演出は、塚本連平さん
まあ、何度も映像化されている作品なので、
アレコレと言うコトは無い。
実際、アレも、コレもと見ているのだけど。
極論を言えば、話の筋は、基本的に皆おなじだ。
ただし、細かい展開や、演出が違うわけで。
それらを総合すると。
今作が、最も落ち着いて見ることが出来る丁寧なドラマに仕上がっている感じだ。
無理なアレンジが加わりすぎている作品でも無いし。
それこそ、映画などで、ありがちな“印象に残すような劇的な演出”も薄いし。
妙な言い回しかもしれませんが。
まさに“NHKが作ったサスペンス”だろうか(笑)
最後に。
何度見ても、面白いよね。。。。
分かっているのに。
俳優などの好みや、
時代的に、分かり難いと感じる人もいるだろうけど。
でも、良質なサスペンス。
NHKの金田一シリーズと同じレベル。
こういう作品、もっと、作っても良いんじゃ?
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最終更新日
2019年11月24日 00時25分32秒
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