レベル999のマニアな講義

2019/12/29(日)22:24

日曜劇場『グランメゾン東京』第11話(最終話)

ドラマ系の感想(26716)

内容 ミシュランの審査まで2週間。尾花(木村拓哉)は、マグロ料理に挑戦していた。 そんな尾花に不安を抱く倫子(鈴木京香)は、スーシェフの役目を果たせと諭す。 だが尾花は、マグロ料理をすると言って聞かず。スーシェフを辞めると告げて、 祥平(玉森裕太)に任せてしまうのだった。 そして倫子に魚料理を作るようにと。。。 一方、“gaku”では丹後(尾上菊之助)が去り、 結月(馬場徹)が新しいシェフになったが、その振る舞いでスタッフが。。。 敬称略 脚本は、黒岩勉さん 演出は、塚原あゆ子さん 先ず初めに。 個人的には、展開が、どうだろうが。結末が、どうだろうが。 そこは、どうだって良いのだ。 今作の難しさは、"ドラマ"では伝わりづらい“味”がテーマであるコト。 それを、どういう風に表現するか?を見ていて、楽しんでいた。 まあ。。。"ドラマ"は"ドラマ"なので、 人間と人間関係の描写は、大切なのですが。 今作は、そこは、アッサリとクリアしていますので(笑) ほんとは、難しいんだけどね。 俳優もクセのある俳優ばかりだし。 クセがあると言う事は、視聴者の好みにも影響を与えるし。 なのに、そんなモノを。。。アッサリ。 多少、バランスが崩れたことは、あったとしても。 それさえも、最後にはまとめますしね。 "ドラマ"の完成度は、もの凄いレベルなのである。 脚本、演出、俳優が見事に噛み合っていますし。 だから、それについて、アレコレと言うつもりは、全く無い。 今回だって、倫子の料理の見せ方なんて、素晴らしいしね。 って。。。開始30分で、すでに大満足している。 そのあとも、リンダを混ぜたりして。。。なかなかの仕上がり。 リンダの目に涙。。。。なんて。。。 他にも、今までの全ての物語が反映されていたりして、、、見事だ。 “連ドラ”とは、こういうモノだと、主張している。 “gaku”の絡ませ方も秀逸だし。 最終回で入れられる“回想”が、 ここまで、必要だと思った事なんて、今まで無いです。 “見てきて良かった”とハッキリと言えます。 そう。。。残った見どころは。。。“味” 今回、難しいのは、主人公が“アリエナイことに挑戦していること” そこなんだよね。 “星”だけで納得するのは、難しすぎるんじゃ?ってことなのである。 これ、乗り越えられるの? という疑問が、前回から、ずっと。。。。(笑) が、今回の途中で。。。。倫子の料理、尾花の料理。 その見せ方からすると。。。。。ある程度、展開は読めたが。。。 納得の結末ですね。 今作なら、続編どころか、 スピンオフで1クールも、成立するかもね。 あ。。。ねっとのあれのことを言ってるんじゃ無いです(笑) 本気の新作ね。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5666.html

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る