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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
欠陥であるコトを隠蔽していることを知らず、 運転手が事故死した裁判で勝訴した甲斐(織田裕二) しかし隠蔽の事実が浮上し、甲斐に敵対する富樫(高嶋政宏)弁護士により、 甲斐も訴えられてしまう。 甲斐は、玉井(中村アン)に命じて、資料の中からメモを探してもらうが。。。 一方で、上杉(吉田鋼太郎)が、チカ(鈴木保奈美)に接近する。 上杉は、副島絵美里(清水ミチコ)弁護士を紹介。 一致団結して、事務所を守るべきと主張する。 副島は、和解こそが最善策だと提案。しかし甲斐は了承せず。 するとサチは当事者は事務所だと、甲斐の主張を聞かず、副島を雇うことを決断。 そんななか、星川(田中要次)というプロモーターが、 天才と言われるテニスプレイヤーの高山雄哉(高橋優斗)を連れてくる。 プロ入りを反対する父・健吾(高橋努)と、 法的に縁を切りたいと甲斐に告げる。甲斐は、大輔(中島裕翔)に任せることに。 敬称略 脚本は、小峯裕之さん 演出は、平野眞さん そもそも、海外ドラマのような、 様々なネタを盛りこむようなドラマって、 日本では、あまり作られていない。 分かりやすく言えば。。。“群像劇”っていうヤツだ。 もちろん、全く無いわけでは無い。 しかし、上手く出来ているモノは、極端に少なく。 特に、作りやすい題材であるホームドラマが、ほぼ皆無なので。 むしろ、“作る気が無い”というほうが、正確かもしれない。 実際、“視聴者の受け”を考えると、難しいモノがありますし。 でもね。作るだけで無く、見ることも含めて、 経験や慣れというモノは、重要なモノなのである。 作らない、見ないから、 ハードルが上がってしまっていると言えなくも無いですが。 さて、今作には、“原作”が存在する。 縛りがあるのか、無いのか。。。そこは、不明であるが。 少なくとも、“原作”に寄せようとしているのは事実だろう。 ただ問題なのは、作り方なのである。 基本的に、複数のネタが盛りこまれる場合、 利用する登場人物は、複数にするモノなのである。 そうすることで、“複数”という印象が強まるし。 いくつものコトを描いても、分かりやすくなるからである。 が、今作は、複数のネタを、少数の登場人物で回している。 今回なんて、まさに、それ。 主人公が、あっちも、こっちも。。。そっちも、首を突っ込んでいる。 これは、《1》から変わらない手法。。。構成なのである。 逆に、絞り込まれていたのは、《2》の第1話、第2話くらい。 あとは。。。ほぼ同じだ。 これは、《1》のころから書いているが。 描いているコト自体は、オモシロ味があります。 が。分かり難いのだ。 小難しい法律的なことなどを、理解する必要はないが。 最低限、視聴者に伝わっていなければ、意味は無いというコトだ。 当然、その理解の度合いは、面白味の度合いとリンクするわけで。 今作らしい演出や、俳優の演技などは、好みの部分だろうが。 構成の難で、ハードルが高い作品に成り果ててしまっているのが、今作の事実だ。 何をどう考えれば、こう言うことになったのか、理解不能だが。 何度も書くが。 もっと、視聴者に寄り添っていれば。。。。。それだけである。 現状は、スタッフの自己満足だけでしかないし。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6033.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月10日 22時00分11秒
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