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2020年09月23日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
その日、天樹(東山紀之)は、検察側証人として法廷に立った。
被告人は、谷内田浩司(大和田獏)
検事は、片瀬壤(渡辺大)の思惑通りに進む法廷。
しかし天樹は、突然、事件について語りはじめる。

1週間前、白骨死体が発見された。
天樹達が捜査をはじめたところ、天樹はある事に気付く。
半年前に起きた2件の事件。血染めのピエロ事件と似ていたのだ。
そんななか、2件の事件の担当検事・片瀬から証人要請が来たのだった。

天樹は、専従捜査班が連続性を疑い捜査。
前の2件について再捜査を行っていたことを、話をする。
思わぬ事に、片瀬は困惑。
被告人の代理人弁護士・本多拓也(宮川一朗太)も、裁判の中断を要請。
裁判長により、中断が認められたが、天樹は反論する。
全てが間違っていると。

検察、弁護側の了承の元、裁判長は、天樹に発言を続けるよう促す。
それを確認した天樹は、発言を再開する。
3件の事件に共通点があるコト。それぞれにトラブルを起こしていたという。
3人に対して、歪んだ正義感で、事件に及んだ可能性だった。
しかし、被告・谷内田浩司には、3件目の事件で完璧なアリバイ。
野々村(白洲迅)が、谷内田の息子・康平(佐野岳)を疑い、調査。
ある事実に気づき。。。息子を庇い自首した可能性を考え捜査をしたという。
そして天樹は、事件に真相を語りはじめる。すべては25年前の事件だと。

敬称略


脚本は、井元隆佑さん

監督は、塚本連平さん



展開的に、かなり無茶をしているが。

今作にしては、捻りがあって、オモシロ味のあるエピソードですね。

あ。。。登場人物が少なすぎるのは、横に置いておきます(笑)

事情が事情でしょうから。


しっかし、こういうエピソードも、今作は作れるんだね。

今回、一番驚いたのは、そこだ。

知っている人は知っているとおり。

今作のシリーズは、妙なこだわりが強すぎて、

“縦軸”の縛りで、強引な展開や迷走した状態になることが多いのだ。

が、今回は、絞り込んで描ききった。ベタな刑事モノのように。

今期は、こういうエピソードが、多くなってきたのは評価が出来る部分。

ほんとに、良い方向だと思いますよ。

こういう積み上げこそ、長期シリーズにとっては大切なことですから。

こういうエピソードじゃないと、登場人物の印象って残らないんですよね。

事件にこだわるのは分かるけど。

ほんとに、こだわって欲しいのは、登場人物。

そこが魅力的なら、次に繋がるハズなのである。

ほんとの長期シリーズって、そこが上手く出来ているモノ。

そういうことである。





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最終更新日  2020年09月23日 21時59分04秒
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