レベル999のマニアな講義

2020/11/15(日)21:53

日曜劇場『危険なビーナス』第6話

ドラマ系の感想(26815)

内容 祥子(安嵐けい)から、母・禎子(斉藤由貴)が事故死では無く、 矢神家の誰かに殺されたと言われ、動揺する伯朗(妻夫木聡) そして葬儀の時、弟・明人(染谷将太)からアリバイを聞かれたことを思い出す。 佐代(麻生祐未)勇磨(ディーン・フジオカ)親子こそ犯人だろうと。 祥子の母を殺したのも、2人だろうという。 そのうえ、楓(吉高由里子)から 明人も母・禎子の死に疑問を抱いていたと聞かされる。 だが伯朗は疑問を抱く。なぜ、そのことを話してくれなかったのかと。 伯朗を悲しまないように明人が気遣ったのだろうという楓だが、 明人が、自分にも疑惑の目を向けていたと感じ取る伯朗。 それでも伯朗は、16年前の母の死について調べることを決めて。。。。 敬称略 脚本は、黒岩勉さん 演出は、佐藤祐市さん あえて、厳しいことを言わせてもらうが。 そもそも“ミステリー”ならば。 遺産相続や、失踪、事件など、それに関するアレコレも重要だけど。 どう考えたって、母の死が一番のミステリーだろうに。 正直、ようやく“物語”が動き出した印象である。 そう考えると。 今回が初回でも、良かったんじゃ? まあ。。。“連ドラ”としても、 なんらかの長編作品にしても、“アレコレ”が必要なのも分かるが。 興味を抱く案件と、抱かない案件の差というのは、大きくて。 例えばの話。 遺産相続。。。といえば。。。と。 それこそ様々なアレコレなんて、予想の範囲内で。 ハッキリ言って、既視感しか無かったのだ。 実際、ミステリー染みている“謎”を提示しているのは、母の死だけだしね。 あ。。。病床の父が、意図的に。。。という感じで、 後出しジャンケンでもされたら、アレだけどね。 原作が、どうなっているかは知らないが。 原作者の作品を考えれば、 今作のように切り刻まれている可能性があるのは理解出来る。 が、別に、その通りに描く必要性なんて、無いわけで。 それなりに、面白く仕立て直すのが“ドラマ”“連ドラ”じゃないのか? 今回くらい、 ホントの意味で、ミステリーを描き、 主人公が能動的に動き、 登場人物同士のやりとりを、回想でも良いから描いてくれていれば。 いままでも、楽しみながら見ることが出来ただろうに。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6252.html

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