2020/12/20(日)23:59
大河ドラマ『麒麟がくる』第三十七回
「信長公と蘭奢待」
内容
信長(染谷将太)討伐のため挙兵した足利義昭(滝藤賢一)だったが。
三河に進軍していた武田軍が撤退。浅井・朝倉も動かず。
信長の軍勢により、義昭は捕らわれ、京を追放されてしまう。
光秀(長谷川博己)細川藤孝(眞島秀和)により、
三淵藤英(谷原章介)も。。。。
その後、浅井・朝倉も討伐した信長は。。。。
敬称略
作、河本瑞貴さん
演出、深川貴志さん
毎回では無いが。
たま======に。
地上波、BSPより先に放送されているモノを視聴しているが。
それでも、感想については、BSPのあとにしている。
今回は、いろいろと気になったので。
今後の展開などを考えると、
これくらいがちょうどいい。。。いや、これくらいが限界なのだろうけど。
前回までのような、濃密な“人間ドラマ”に比べると。
ちょっと、今回は、淡々とし過ぎているかな。
一応、俳優の演技などにより、魅せ場はたくさんある。
それも、事実なのですが。
正直。。。“だったら。。。”って思うのだ。
“だったら、ココ数回で、もう少し、関係性を描いて欲しかった”と。
例を挙げると。浅井・朝倉。そして義昭。。。当然、三淵藤英もだ。
むしろ、必要なかったと思えるのは、
ココ数回でおあってきただけの武田。
もうひとつ、無くて良かったと思えるのは、松永久秀だろうか。
前者は、ある種の結末が描かれたわけであるが。
ココ数回の描写からすると、義昭も妙な感じだし。
他の人たちも、今回の結末ならば、もう少し、盛り上げておくべきだっただろう。
逆に、後者などは、ほぼスルーに近い描写なので。
だったら、ココ数回の描写は、不必要。ナレだけで十分。
そらね。脚本が違う。演出が違う。。。も分かる。
でも、“ドラマ”いや。。“物語”って、そういうコトじゃ無いんじゃ?
細かい事を言えば、信長だって、同じなのである。
何らかの結末を描くなら、
たとえ、唐突感などあったとしても、その準備だけは、シッカリして欲しかった。
その程度は、“昨今の事情”があっても、出来たコトじゃ?
それこそ、無駄な時間を費やすなら。。
駒、東庵の部分や、そこに関連する描写などは、その1つ。
話数があれば、やっても良いだろうが。
主人公の人生を考えれば、ここまでの全体構成に違和感を感じ。
同時に、バランスの悪さに、違和感を感じています。
もう少し“物語”が。。。連続しているモノだと、意識して欲しかった。
もう、ラストに入るんだから。
今からでも遅くないので、ナレーションなどで、誤魔化して。
“物語”に見えるようにして欲しいです。
良いトコロも多々あるんだけど。
“物語”としてみれば、雑な部分が多すぎるんだよねぇ。。。。
今後、脇役を、どういう使い方をするつもりか知りませんが。
特に、架空の人物。
もう少し、主人公中心の“物語”を見たいです。
いや、そういう仕立て直しをして欲しいです。
単純な、民放の夜ドラ程度ならば、
散漫だろうが、そんなもの、どうだっていいのだ。
どれだけ、煽ったところで、評判は変わらないから。
数字が。。。なんていうかもしれないが。
それが、1つの指標なんだから、受け入れるしか無いだろうし。
が、大河ドラマは、一年。
たとえ、主人公が前に出すぎることがあったとしても。
主人公中心で無いよりは、よっぽどマシです。
今作は、そういう民放の夜ドラのような、描写になり過ぎている気がする。
手を抜いているとまでは、言いませんが。
アレコレやりすぎて、質が低くなっているのは事実です。
正直、“大河ドラマ”まで、こういうカタチにしないで欲しかった。
じゃなくても。
民放の夜ドラ。。。そのうえ、NHKの“朝ドラ”でさえ、同じ感じだし。
人を多く登場させたいってことだよね?(苦笑)
それ、意味ありますか?
ハッキリ言えば、評判が上がらなかったら、
そこに、責任を持っていこうとしているだけですよね?
違うんじゃ?
本気で作って欲しいです。
TBは以下のミラーへお願いします
http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6327.html