レベル999のマニアな講義

内容
“二代目天海天海”襲名を拒否する一平（成田凌）に、
千之助（星田英利）は、ある場所へ行くよう命じる。
渋る一平を、千代（杉咲花）は強引に京都へと連れて行き、
一平の母・夕（板谷由夏）に、会わせようとするが、すでにいなかった。
だが、噂だけは残っていて、聞き込みをした結果。。。。

敬称略


作、八津弘幸さん

脚本協力、吉田真侑子さん



襲名への疑問が、全く拭えない中。

今作は、話を、強引に進めようとしているようだ。

ただね。

わざわざ、見つからない。。。そして見つけるという展開を持ち込み、

時間を消費している意味が分からない。


今週“第１３週”で、一平の母。

先週“第１２週”は、千代の弟。

“第１１週”は、みつえの恋バナ。


毎週のように、強引に人情話を描こうとしている今作だけど。

そもそも、“人情話”は“ホームドラマ”ではない。

“朝ドラ”が、必ずしも“ホームドラマ”では無いように。。

ま、そこは、どうでも良いです。


問題なのは、“人情話”が、今作が描くことなのか？ということだ。

そらね。

複雑な家族関係などを盛りこんでいるので、

描きたいのは分かるが。

でも、逆じゃ？

“人情話”を描きたいために、複雑な家族関係を盛りこんだんだよね？

そう。

それが、間違っているんじゃ？ということ。

毎週のように、描くようなことですか？


例えば。

今作の主人公・千代は、女優であり。。。未来で有名になるのは分かっている。

でも、今作は、その女優としての話を、ほとんど描かず。

それらの“人情話”を、舞台と重ねるわけでも無く。

舞台へ。。。芸の肥やしに。。。フィードバックしているわけでもない。

そう。

“人情話”を描くなと言うのでは無く。

“本編”“本題”との重なりが、全く無い。。。と言うことなのだ。


これは、“連ドラ”。。。いや“ドラマ”として、正しいのか？

今作。

ただただ。。。“人情話”を描きたいだけだよね？

そらね。

シッカリを描くため、分離するエピソードもあっていいだろう。

でも、今作は、ほぼ全てで、完全分離。

“下手な鉄砲も数打ちゃ当たる”で、

父のゴタゴタのときは、少し、重なっているのはあったけど。

少しだけだ。基本、無関係。


アイデア不足と言うだけで無く。

“ドラマ”として、破綻させすぎじゃ？


こんなのなら、先日、数日にわたって、

ＢＳＰで、時代劇を放送していたけど。

あれを放送した方が、面白かったんじゃ？

ま、アレはアレで、問題はあったんだけどね。

正直、今作の強引さより、“人情話”の押しつけより、

よっぽど“ドラマらしく”仕上がっていたと思います。



ってか。。。。ほんと、“人情話”の押しつけだよね（笑）

見たいのは、そんなコトじゃ無いのに。

女優の話。。。舞台の話。。。劇団の話を見たいよ。

これ、こんな調子で、いきなり、時間経過させて、有名になるんじゃ無いだろうね？




最後に

主人公の暴れる姿に、主人公の父を重ねたよ

連ドラだね！！(笑)



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