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カテゴリ:ドラマ系の感想
『暗殺者への招待(後篇)』
内容 内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)が、右京(水谷豊)亘(反町隆史)に 接触してくる。協力したいというコトだった。 官房長官の鶴田翁助(相島一之)の差し金と考え話しを聞きに行くと。 加西周明(石丸幹二)が不逮捕となったのは、 鑓鞍兵衛(柄本明)が動いているという話を聞かされる。 一方、社美禰子(仲間由紀恵)に接触した麗音(篠原ゆき子)は、 加西周明を守ることが納得出来ないとぶちまけていた。 そんななか、伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)らは、 万津幸矢の母・蒔子(松永玲子)の自宅を家宅捜索。 朱音静(日南響子)が加西から金銭を受け取った証拠を探るが、 取り調べても、話をしてもらえず。 そこで、右京、亘が、蒔子を説得し、 ようやく不正の証拠が残らないやりとりが行われていたことが判明する。 敬称略 脚本、輿水泰弘さん 監督、橋本一さん 先ずハッキリ言っておく。 明らかに、分かり難かった前回のエピソード“第19話” 結局、そこからの流れなので、今回のエピソード“第20話”も、 ほんと、分かり難い。 丁寧に描いているつもりだろうけど。 視聴者に理解してもらおうという意図が、制作サイドには全く無いようだ。 例えば、手形。 あの長ったらしいやりとりで、理解出来た人って、 手形の意味を知っている人だけだよね? こんなコトだけでも、ハードルが高いのである。 他にも、細かいことが、アレコレとあるけど。 ほんと、全ての部分において、分かり易さが皆無である。 念のため書いておくが。 個人的には、“細かく描きすぎだろ”と思いながら見ていて、理解はしている。 アレコレ。。。全てだ。 おかげで、無駄な演出。。。回りくどいコトをやったり。 必要無いことをやったりしているなぁ。。。。と、 初めから最後まで、ずっと感じていた。 だから、書いたのだ。 視聴者に理解してもらおうという意図が全くない。。。と。 そもそも、前回、今回のエピソードの“元”になっている 初回、第2話のエピソード自体が、分かり難いのだ。 確かに、ある意味。。。イマドキの要素を持ち込んだ“つもり”なのだ。 が、実際は、所詮“つもり”でしかなく。 イマドキの要素、仮想空間を盛りこまなくても、成立するエピソードだったのだ。 そう。ワザワザ、おおもとのエピソードも、分かり難かったのである。 一番の間違いは、そこの“設定”なのである。 合計4話にわたるエピソードで、様々な要素、設定が盛りこまれているわけだが。 “設定”は、“物語”の“根幹”なのだ。 が、それが、分かりやすい、分かり難いは、 人それぞれなので、良いとして。 問題なのは、その必要性、必然性である。 必要性などが感じられない時点で、大間違いなのである。 今回の4話にわたるエピソードでは、それが感じられない。 登場人物しかり。。。話の展開。。。いや、話の始まり。。。しかり。 だ・か・ら、面白くないのである。 ただただ、面白そうに見せようとしているだけ。 ただただ、俳優をたくさん使っているだけ。 ただ、それだけの無駄エピソード。 シリーズ上、最低エピソードかもね。 そんなものを。。。全20話のうち、4話も。。。 それも時間延長をするんじゃない!! この4話で、今シリーズ《相棒》の評価が、大幅に下がったと思います。 ま。今シーズン。 挑戦的なエピソードも、いくつかあったし。 たとえ、既出エピソードの刷り直しのエピソードに見えても。 脇役を利用したエピソードを盛りこんできたり。 良いとは思わないが、悪くないエピソードは、いくつもあったんだけどね。 今回エピソードだって。 もうちょっと分かりやすく描いていれば、 間違いなく、オモシロ味のあるエピソードだったと思います。 にしても。。 なぜ、こんなコトにしたんだろうなぁ。。。。。 話の内容は、ともかく。 なぜ、ここまで、分かり難くしたのだ? そこが、一番、わからない。 派手に、いろいろやっても、派手なだけで。。。。ってのが 最近の“定番”だったけど。 そこからの脱却を図ったのかも知れませんが。 視聴者に伝わらなければ、無意味だろうに。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6517.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月17日 22時25分54秒
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