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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
気象の情報を調べる中、内田(清水尋也)が、仙台の強風が気になり始める。 話し合いの中で、注意喚起すべきという内田に、朝岡(西島秀俊)も同調する。 しかし、黄砂の情報をという高村(高岡早紀)との間で意見が対立。 莉子(今田美桜)の気象コーナーが近づく中、朝岡が。。。。 敬称略 朝岡“天気は、瞬間、瞬間で変わる” 。。。。それを言って。。。。良いのか?? 確かに、“事実”ではあるが。 今作は、“未来が分かる”と言い切って、“物語”を作ってるんだよね? 完全に、“ノンフィクション”と“フィクション”が、せめぎ合っている(笑) で、 それに、気づいていない、主人公・百音と。。。今作の脚本およびスタッフ。 だから、以前から指摘しているのだ。 不必要にポエムを語ったり、曖昧な表現をして、 ある意味、事実の情報の羅列である“気象”のことまで、 曖昧な表現をするな。。。と。 無理に混ぜるなと。 もしも、現状が“正しい判断”で描写されているなら、 ハッキリと、今作は。。。“フィクション”だと毎回表示すべき。 たとえば、今回の強風ネタ。 確かに、気象コーナー、および、テレビ番組の“裏”が見えていて。 それなりに、面白さは存在する。 危険性があるなしも含めて、“報道”の意味も伝わってくる。 それは、事実だろう。 そこを否定するつもりは、全く無い。 だが、厳密に見ていけば。 今回のエピソードを見ていて、“未来が分かる”というのは言い過ぎ。 紛れもなく、“過剰な表現”である。 今作は、どちらかと言えば、断言した断定的表現をしているけれどね! そこまでいくと。完全に“ファンタジー”であり、 “報道”という“事実”や“情報”を提示する番組、メディアの表現としては、 不適切な表現。 言い方は悪いけど。 数十年、数百年に一度の災害を、明日、発生するかもしれません。 と、毎日のように、発表、放送しているようなものだ。 確かに、注意喚起とすれば、正しいが。 “事実”などを伝える“場”としては、正しいとは言い切れない。 それって。 10枚の連番で買ったジャンボ宝くじが、 “当たる”“当たらない”ってのと同じこと。 前者は、必ず1枚は当たるから。数学的に正しい。 後者は、思いとしては、大金の当選だから、心情的に正しい。 でも。数学的に大金は。。。 今作は、どちらかと言えば、 大金が当たる。。。かもしれないと煽っているようなもの。 ま。。。あくまでも“かもしれない”で、誤魔化してるんだけどね。 ほんと、もっと上手くやっていればなぁ。。。。。ってことだ。 それとも、アレですか。 大金が当たると信じている人が、世の中には多いと??? 。。。。夢を見るのは自由ですが。。。。。(笑) 最後に、ちょっと、気になったことを。 それは、今作が、黄砂を情報として盛り込もうとした件だ。 あまり言いたくないが。 今作の表現では、“西日本、東日本”と。。。両方を盛り込んでいた。 実際は、九州、中国四国、近畿の西日本では、 気象アプリなどを見れば分かるが、 気象コーナーなどで取り上げられなくても、黄砂の日が多いのだ。 が、実際は、全国放送では、“東日本”もっと正確には“首都圏”に影響が無い限り、 コーナーなどで取り上げられることは、極端に少ない。 まあ、それぞれの地域のニュースなどでは、取り上げられたりするんだけどね。 個人的に、今回のやりとりを見ていて感じたのは。 1億2000万と10万の対立を描いているつもりだが、 。。。黄砂情報でさえ、“東日本”が影響を受けるから、盛り込んでいるだけ。 そういう風にしか感じられなかった。 ってか。。。。それこそが、“全国版”の“事実”でしょう。 こう言っては、アレだが。 そういう表現にしておいた方が、 それこそ、“首都圏”以外の、1億人近くの人たちにとっては、 納得出来たのでは、無いだろうか??(苦笑) かなり気になってしまった。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6762.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月22日 08時05分41秒
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