レベル999のマニアな講義

2022/04/08(金)07:54

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第112回(最終回)

ドラマ系の感想(27227)

「2003-2025」 内容 再び、日本にやって来たアニー(森山良子)は、 ひなた(川栄李奈)そしてるい(深津絵里)と。。。。 敬称略 《芋たこなんきん》 「最近、国内うろうろしているらしい」 「職業何?」 「流れ者」 写真ではあるが、ついに登場した火野正平さん。 まるで“今”の火野正平さんを予言しているような。。。。(笑) さて、総括気味で。 結局、“感動だ”なんだと、宣伝しているわりには、 “ドラマ”として、“連ドラ”としては、それほどでは無かった。 ってのが、ホントのところだろう。 例えば、最大の盛り上がりになった“ハズ”の 前回の“再会”にしたところで。 “物語”の穴埋めを優先しすぎて、アッサリした印象。 厳しい言い方をすれば、“物語”になっていない。 基本的に、“箇条書き”は、最初から最後まで変わらず。 “安子編”だけは“物語”が、ある程度成立して、見せていたし。 “連ドラ”としても、シッカリと成立していた。 あらゆる部分で、起承転結がハッキリしていたしね! “安子編”だけで、様々な準備をして、“回収”していた、 “本物”の“連ドラ”だった。 あとの“るい編”“ひなた編”は、 あまりにも“恋バナ”を優先させすぎて、 テーマは無視。 確かに“恋バナ”としては、“るい編”については、よく描かれていたが。 それくらいだ。 “ひなた編”は。。。。ほぼ蛇足の印象だ。 これ見よがしに、“テーマ”は組み込んでくるモノの。 連続して、そして丁寧に描いていないから、 あざとさが強調されてしまう始末。 まぁ、ネックは“100年の物語”よりも“3人ヒロイン”だったと思いますが。 3人を意識しすぎたのが、一番の原因だろうね。 挑戦自体は認めますが。 それが、成功したかどうかは、別の問題。 時間が無いことを言い訳にせず。 もう少し。。。。。ホントの意味で、丁寧に描いていれば、 印象は違った。。。。と思います。 せめて、“テーマ”を、シッカリ描いていれば。。。。。。ただ、それだけ。 沿っていない部分が多すぎですからね。 最後に、いろいろとまとめたのは、分かるが。。。。 “3人ヒロイン”も“100年の物語”も、 様々な“朝ドラ”でも、普通に、この程度のことをやっていた。。。。のに。。。 最後に。 写真は、どうだって良いのだが。 たしか。。。1965年だから。。。。2025年だと60!? う~~~ん。。。。。。。。。(苦笑) 最後の最後に。もう一言だけ。 大絶賛するのは良いだろうが。 せめて、《ちりとてちん》を、視聴してからにして欲しいです。 出来れば、傑作、名作と言われる《おしん》や、一昔前の作品も。 そうすれば、私のモヤモヤが分かるはずです。 特に《ちりとてちん》を見れば分かるが、 同じ作者なのに。。。。。。。。って。 そして、本物の“回収”が、どういうモノか?が、分かります。 あ。。。NHKの回し者ではありませんので。 動画配信を見ろなんてコトは、言いません(笑) もし、今作を、二度三度も見て。。。楽しめたならば。 《ちりとてちん》なら。。。5度以上見ても、飽きないし。 新しい発見がありますよ。 若干、複雑に見えるため、、。。。素人受けしない、難解さ。。。は、あるのですが。 今作より、間違いなく面白く。傑作と言って良い作品です。 万人受けする作品。。。では、無いでしょうけどね。 テーマがテーマなので。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7281.html

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