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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
産廃処理業者サカミクリーンの訴える裁判を引き受けた神波(趣里)は、 調査をする中で、帝東電機こそが原因だとつかむ。 そのことを法廷で公表した神波。 神波は、サカミクリーンの代理人の粒来(古田新太)の意図を理解。 ふたりは協力して帝東電機を訴えることを計画する。 だが健康被害があるはずの村の人たちは非協力的。 そこで神波は横沢さくら(前田敦子)と拓未(前原滉)に。。。。 敬称略 こう言ってしまうと、元も子もないのだが。 “大人の事情”があったとしても。 無茶な引き延ばしや、エピソードの中での無茶な後出しジャンケンをせずに。 普通に“弁護士モノ”として描くだけで、良かったのでは? で。大草の代わりに粒来にするだけ。 まぁ、大草粒来法律事務所でも良かったけどね。 そもそも“弁護士モノ”“リーガルモノ”って、 なんらかの事件などを解決するのが基本的な展開であって。 その展開で、劇的に見せるために、 ある程度の謎の提示は、必要なのである。 ただし、解決するためには、その“過程”が必要。 だからこそ、無理に隠して、後出しジャンケンなんて必要無いのだ。 重要なのは、“答え合わせ”ではなく“解決を見せて魅せる”ことだからだ。 過程の無い後出しジャンケンは、 最もやってはいけない手段なのは言うまでも無い。 なのに、今作は、一部を除き、やり続けてしまった。 ネタがオーソドックスなので、捻りたかったのだろうけど。 捻り方を間違っていると断言出来ます。 そのうえ、粒来を使って、無理な“縦軸”の創出。 “連ドラ”だから、理解出来ないわけでは無いが。 そこを優先するあまり、 無理に、複雑そうにアレコレとやってしまったのが、前回今回だ。 おかげで、基本中の基本。。。見せて魅せるが中途半端。 最近の“刑事モノ”で、良くやってしまう“悪手”である。 アレコレと捻って、事件を積み重ねるまでは良いだろうが。 をこまでやってしまうと、 視聴者が理解するのが困難になるのは、言うまでも無く。 見せて魅せるが失敗するのは、火を見るより明らか “ドラマ”は、どんな種類のドラマであったとしても、 その登場人物で見せて魅せるのが、原則なのは自明。 事件などを複雑にすればするほど、登場人物が埋没してしまうものだ。 そう。複雑にするのは、ほんとは意味が無いのである。 例えば、“刑事モノ”なんて。 犯人には、動機があるわけだが。 複雑になればなるほど、動機もこじつけ気味になってしまうものだ。 風が吹けば桶屋が儲かる。。。レベルになるのである。 今作だって、 もうちょっと上手くやっていれば、 ネタ自体は普通なんだから、。。。。。。って思いますよ。 今回だって、主人公の行動が不明瞭で、 最後の最後は、後出しジャンケン。 不明瞭。。。。で興味を抱かせるのは、さすがに無茶なのでは? そういうことだ。 今回登場したセリフ 「ふたりは、何を見ているのですか?」 これが全てだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.23 22:52:33
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