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カテゴリ:ドラマ系の感想
NHKの年末の風物詩は、音楽番組だけでは無い。
BK“朝ドラ”の総集編前編、“大河ドラマ”の総集編。 これもまた、風物詩なのである。 所詮、総集編なので、内容自体が“本編”と大きく異なるわけで無く。 見たところで、書くような感想は、ほぼ無いのだ。 ただし、 “本編”よりも大幅に削られているために、 制作サイドの“意図”を読み取ることが出来る。 。。というメリットもある。それが総集編。 この総集編に限らず。感想を書くのがメンドーなので、 最近は、書かなくなっていたのだが。 今回。 先日放送された前半戦ラストの《土曜版》を見て、 ど~~~~~~~~~~しても、引っかかったので。 今回は、書いておく。 今回の総集編前編を見て感じたのは、1点いや2点。 1点目は、 先日の《“土曜版”第13週》と全く同じで。 “本編”って、こんなドラマだったっけ? である。 時間が短いこともあるけど。集約のさせ方が、ハンパないです(笑) おかげで、かなり雰囲気の違うドラマになっています。 この感じたと。 基本的な“流れ”“物語”。。。そしてその“構成”は、 あくまでも主人公・結と、河童こと翔也の《恋バナ》ってことだ。 ふたりが関わっている場面が、ほぼ全て残されている。 おかげで、枝葉の部分は、8割削除かな。 残したのは、強引に“ふたりの物語”に繋げた、 震災表現とそれ絡みの姉・歩の描写くらい。 あとは、ほぼ《恋バナ》である。 まぁ、今作の場合、その《恋バナ》の描写が雑だったこと。 そして不必要な描写が多いこともあって、 “本編”を見る限りでは、その印象はかなり薄く。 ダイジェストである“土曜版”で、ようやく確認出来るレベルなのである。 そのせいで。。“総集編前編”を見ると、前述した通り。 “本編”って、こんなドラマだったっけ? である。 まぁ、“総集編前編”単独で見れば、 こういう“SPドラマ”もアリかなぁ。。。。っていう印象だけどね!! それが良いのかどうか、かなり悩む部分である。 で、今回の総集編前編を見て感じたコト2点目。 《恋バナ》を基本構成にしようが、それはどうでも良いのだ。 基本的に“朝ドラ”って、そういう部分がありますしね。 いわゆる名作と言われるような作品でも、そういうカタチになっていますし。 ただし。 今回の総集編前編の感じだと、今作として致命的なのでは?と感じたのだ。 それはね。 恋するのは良いとして、 主人公の興味が、それ以外、ほぼ感じられないコトなのである。 おかげで、かなり冷たい印象のキャラになっている。 例えば。恋人のため!ってのは、良いとしても。 その描き込みが薄すぎるために、“ホントに好きなの?”っていう印象なのだ。 その影響は、他の部分にも波及していて。 ギャルにしても、姉に爆発した場面にしても、 栄養士にしても、そして回り回って翔也に対しても。 どうも、そこまでの“気持ち”を感じられないのである。 感情表現の描き込みの薄さが、今作の致命的な部分ってことだ。 もっとね。翔也とのやりとりを、描くだけで、 全く印象が変わっただろうに。 “大人の事情”をイイワケにして、盛り込まないのが今作。 電話にしても、メールにしても、自室でひとりだけの表現で出来るのに。 相手がいなくても、いるように描くなんて、ドラマの基本の描写のひとつ。 なのに。。。今作は、そういうのが、少なすぎる。 イイワケなんて必要無いです。 行間?。。。それは、視聴者の妄想です。 で。総集編前編。 結局、《恋バナ》を残して、“ドラマ”としてカタチになっているが。 あまりにも感情表現が少なすぎることが、ドラマ全体に悪影響。。。。 それが分かったのが今回の総集編である。 今回だって、高瀬アナがナレーションしてるんだから。 “本編”も、もっと補強するだけで、全く違うのでは??? あ。。。。ちなみに。 目の不自由な人のための、副音声を利用して“本編”を見るとね。 印象は、全く違うんだけどね!!! 補強されているから(笑) それくらい、“本編”でもやっても良いと思いますよ? きっと、それだけで、。。。。。。 いっそ、副音声を、そのまま、本放送で主音声で流せば良いのでは? 慣れないと、クドい印象もあるけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.29 10:01:48
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