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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
鎌倉に住む三姉弟の渋谷葉子(松たか子)都子(多部未華子)潮(松坂桃李) ある日、次女・都子が、韓国に住むと宣言し、ふたりを驚かせる。 一方で、フリーの編集者の葉子。 ある日、担当する作家の百目鬼(星野源)から、ある指摘をされ、明示される。 「新しい物語を見せてください」 そんななか。。。。 敬称略 脚本、野木亜紀子さん 演出、土井裕泰さん 新時代のホームドラマ。。。。!?。。。らしい。。。。 そもそも ホームドラマって、基本的に家族の物語なわけで。 時代が変われば、ホームドラマも変わるわけで。 正直、新時代の意味が分からないです。 そこはともかく。 ホームドラマかどうかは、疑問であるが。そこはいいです。 今作。 昨今、よく作られているが、成功例がほとんど無い“群像劇”ですね。 そのうえ、海外である必要性がないのに。。。。海外。。。である。 そういう意味では、“イマドキ”だろうけど。 そもそも。 昨今の日本の“ホームドラマ”も“群像劇”も、 基本的に、家族や親友、恋人など、 親しい。。。ではなく。かなり親しい間柄で描かれるモノコトが多く。 そういう設定を活かさなければ、代わり映えが無いんですよね。 そらね。俳優は違うだろうし。展開は違うから。 確かに“違う”んだけど。 冷静に見れば、 繋がりを感じにくい物語を盛り込みすぎて迷走。 ってコトが多く。今作も、それに近い。 先日まで放送されていた《マイダイアリー》《若草物語》なんて、まさに。 同局の《海に眠るダイヤモンド》や《あのクズを殴ってやりたいんだ》も同じ。 例えば、最近の“スペシャルドラマ”の系統は、同じことをやってしまっている。 先日の《相棒》や《大富豪同心スペシャル》《グランメゾン東京》。。。 なんて。。。まさに。。。だ。 こういう作品で、よく書くことだけど。 もうちょっと絞り込んでいれば。。。。 もうちょっと繋がりを描いていれば。。。 そういうことだ。 妙に評判の良い配信系のドラマなんてのも、同じこと。 金があるから、使えば良いって感じに成り果ててしまっているし。 一部の作品を除いて、多くの作品では無駄な描写が多すぎて、評判ほどでは無い。 3~4割削除すれば、もっと面白いだろうに。。。。。ってのが個人的評価。 例に出した作品だけで無く。今作にしても、別に、悪いとは思いませんが。 これまた、同時期に放送され、評判の良かった《団地のふたり》なんて、 パターンにはまっている部分はあっても、 人間関係も含めて、描いているコトが絞り込んでいるので、 散漫な印象も無く。当然、迷走の印象も無かった。 逆に、“スペシャルドラマ”なのに、先日放送の《孤独のグルメ》なんて。 “カタチ”があることもあるが。 テンポの良さで一気に見せて魅せているし。 こういうのも、やり方ひとつである。 もうすでに《水戸黄門》などのように、パターンになっているのは、気になるが。 そういう作品だから、これはこれでOKでしょう。 ま。。。さすがに、シリーズ。。。作りすぎ。。。とは思いますが。 “食”を扱うドラマって、そんなものだしね。 パターンがあるのに、奇を衒いすぎて迷走した《民王R》や。 パターンがあっても、あまりにもテンポが。。。っていう《無能の鷹》 最近のドラマでは、それほどでも無いのに。 托卵なんていう言葉で、無茶な展開をした《わたしの宝物》 そもそも。。。托卵じゃ無いし。 不倫モノにしても。。。不倫?っていう《3年C組は不倫。。》もあるしね。 そう。ちょっとしたコトで、ドラマは崩れるのである。 絞り込んでいたものじゃ《バントマン》《スノードロップの初恋》《オクトー》 《ベイビーわるきゅーれ》《Qrosの女》。。。。 これらなんて、好みが合えば楽しい作品だったし。 あ 脱線しすぎてしまったが。 今作。もうちょっと絞り込んでいればなぁ。。。。。それだけである。 ってか、 なんだか。内容、テーマだけを見れば。 《マイダイアリー》《若草物語》に似てるよね。 途中で、本気で苦笑いしながら見ていたよ。 にしても “鎌倉”っていう舞台を使っているのに、 なぜ、わざわざ海外? さすがに無茶な展開にしすぎだよね。 鎌倉に絞り込んでいれば、雰囲気で見せることも可能だっただろうに 。。。。って思いますが? せめて、それだけで。。。。もうちょっと楽しめただろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.02 23:13:36
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