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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
認知症の悪化した父・平(時任三郎)は、希望通りに岩手の老人ホームへ入った。 それにより、朝顔(上野樹里)真也(風間俊介)と娘ふたりとの 新しい暮らしが始まった。ただ次女・里美(中村千歳)は素直だが、 成長とともに長女・つぐみ(永瀬ゆずな)は反抗的に。真也を寂しくさせていた。 そんななか川で溺死体が発見された。 遺書らしいモノも見つかり、自ら命を絶った可能性もあった。 臨場した朝顔は、遺体の状態に違和感を覚える。 解剖後、他殺の可能性が浮上し。。。。 敬称略 脚本、斎藤綾香さん 演出、平野眞さん 名作法医学×刑事×ホームドラマ もう、、、、どうしても感動作だと言いたいらしい(笑) そこはともかく。 “原作”が存在しながらも、 どうしても、“縦軸”の“震災”を強調して、お涙頂戴にしたかった《連ドラ》 中にはシリアスなエピソードもあったけど。基本は“縦軸”だったからね。 その延長だった2年前の《SP》に比べると。 こだわり。。。いや今作の象徴だった“縦軸”が弱まったことで、 法医学×刑事×ホームドラマ という構造がハッキリしたね。 おかげで 事件と事件絡みの法医学の。。。“公” 子供や父を絡めた。。。。“私” の描き分けもハッキリ。 無駄な要素も少なくスッキリ。かなり分かりやすくなっている。 ちなみに。登場人物たちのやりとりや、 それに関連した“らしさ”のある雰囲気作りの“ネタ”は、 無駄な要素ではありませんので。 わかりやすく書くと。 そういう“ネタ”は削除してしまうと、作品の雰囲気が壊れ、 “らしさ”が失われてしまいますが。 無駄な要素やそういう系統のネタって、削除しても、 作品への影響は皆無に近いですから。 シッカリと。描くべきコトを描いて、見せて魅せていることが、 今までのシリーズと比べても、よく伝わってきます。 個人的には、今までのシリーズも、これくらいのバランスだったら。 もうちょっと満足していただろうに。。。と思います。 あえて、問題点があるとすれば。2点。 ひとつは、 放送時間の関係も有るのだろうが。複数の案件を盛り込んでいることかな。 確かに、関係性があるので、間違っているとは言いませんが。 さすがに、案件。。。多すぎじゃ? 開始1時間で、3つだからね。 。。。。「自殺が多すぎるな」。。。まさに。。。 もうひとつは、地震の表現。 今作は、こだわりすぎるほどこだわっているから、我慢するけど。 靴も履かず。。。。庭で良いのか? 家の中も危険だけど。古そうな瓦の家で庭って。。。? 道路の方が良いのでは?。。。遠いか。。。 でも、この家って、ガラス。。。大きいんだよね。 ちゃぶ台だから、難しいけど。 父がいなくなったから、テーブルに変更していても良いのでは? 下に逃げ込みやすいし。とはいえ。食堂にテーブルあるんだけどね! 火を扱っていなくても、指先確認くらいすれば?とか。 ガラスの引き戸。。。カーテンがある方が、いいような気がするし。 いろいろと気になってしまったのである。 今作自身がこだわって、トラウマを描いた来たんだよ。 だったら、庭に出るところに、靴くらい準備しようよ。とかね。 しっかし。。。。ラストは、定番ネタかぁ。。。。。ほんと好きだよね。今作。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-9050.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.03 23:42:08
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