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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
世継ぎのことで苦悩する徳川吉宗(松平健) 嫡男・家重(西畑大吾)には、ある事情があり、評判が芳しくなかった。 それもあり、次男・宗武(駒木根葵汰)を担ぎ出そうとする動きも。。。。 久方ぶりに江戸市中に出た吉宗は、家重に似た青年に遭遇する。 青年は将軍および幕府に批判的で。。。。 そんななか尾張から宗春(GACKT)が江戸にやって来て。。。。 敬称略 脚本、大森美香さん 監督、三池崇史さん 17年ぶりだそうだ。 過去のシリーズ、およびSPも含めて、 勧善懲悪モノのエピソードだけでなく。 対立関係の描写もあったのが、今シリーズ。 その筆頭が。。。尾張宗春。 だが、今回は、そこを絡めつつも、世継ぎ問題も混ぜ込んできた。 まぁ、いわゆる“史実”というか“事実”として伝わってきているように。 家重を前に出すのは、かなり挑戦的ではあるが。 本来なら、避けて通れない“ネタ”なのは、確かで。 本音を言えば。 昔から。。。。尾張宗春だけでなく。家重を。。。とは思っていたのだ。 それこそ、“大御所”になってからも、物語を紡げるだろうに。。と。 今回のエピソード 序盤から、思い切った描写で、意外と良いエピソードに仕上がっている。 今後の展開は、歴史的な事実があるから分かっていても。 こういう描写は、意外と良いモノである。 と言っても。 話自体は、そういう部分を除けば、それほど意外性はないが。 時代劇とは、そういうモノでもあるし。 普通に時代劇として楽しめるレベルなだけで、十分だろう。 あとはまぁ、 こういう時代劇が、視聴者に受け入れられるかどうか。それくらいのこと。 キャスティングを考えると。 場合によっては、“次”も考えているのだろう。 《必殺仕事人》が。。。。だしね。 吉宗の息子たちが江戸市中で。。。。ってのも良いかもしれませんし(笑) 最後に。ちょっと。。。というか、かなり気になったことを。2点。 ひとつは ストーリーが。。。俳優が。。。は、良いとして。 全体的にテンポが遅いことが、少し気になってしまった。 展開以前に、若干、間延びした雰囲気があることだ。 まぁ、あまり無駄も無いし、ストーリーも普通だし。描写も普通。 そういう部分を見れば、不満は、あまり無いのだが。 これ印象なのだけど。 CMのタイミングが悪すぎて、間延びした雰囲気になっているのでは? そのCMも、毎回。。長いし。回数も多いし。 《必殺仕事人》は、ここまででは無かったのに。 もう一つは、ラストの“成敗”。 シリーズを見ていると分かるのだが。敵の“格”によって、 いくつかの展開はあるのだ。ひとつは、お庭番の。。。が基本。 だが、ひとつは、言われるがまま自刃。 もうひとつは、上様自身が刀を返し、自ら。。。だ。 今回は、後者にすべきだったのでは無いのか? 格も格だが。今までに無い“動乱”の可能性もあったわけだし。 息子の目の前で。。。。自身の手で。。。のほうが、 息子に覚悟などを見せることが出来たのではないのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.04 22:51:30
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