レベル999のマニアな講義

内容
入院することになった結（橋本環奈）は、
管理栄養士の西条（藤原紀香）の指示で、絶食することに。
不安を感じる結だが。。。。

敬称略


普通に“異様さ”を感じる今回のエピソード。

栄養士、管理栄養士を気持ち悪いほど連呼してるよね。。。。


確かに、それぞれの仕事は違うものだし。

そこを明確に表現しようとすれば、連呼は、ともかく。

“違い”を描く必要はあるわけである。

実際のところ。知らない人も居るだろうし。


とはいえ。

違和感というか、異様さを感じてしまうのは。

これ見よがしの連呼をしているコトだけでは無い。


先ず第一に。。。。“違う”ことは、すでに今作の劇中で語られていること。

それだけでなく。

“違い”を知っているハズの主人公が、そこを念頭に置かずに、

“恋人のため！”と連呼して、何かをしたような様子が無かったことだ。

ほら。

　いまさら？？出来ないでしょ？

という気持ちになる。このあたりの違和感が、異様さの一端。


そのうえ、主人公の態度への不快感。

ドラマとして、

　心配→安心→信頼

という過程を描いているつもりなのだろうが。

絶食への不安な様子、不信感も含めて、

かなり好意的に見ても、“自分のほうが”という主人公の意思が見えてしまった。

まぁ、

ドラマとして、後出しジャンケンで“説明”を入れるという。

ほんとに医療行為の一端。。。患者を支える行為ならば、

明らかに、不安を煽る描写、行動なんだけどね。

結果的に、プラマイゼロ。

それでも、マイナスの印象のほうが、強く残るので、

主人公への不快感が強まってしまっている。


最終的に

“管理栄養士になったら、こんなことまでやれる”

ってか。。。。栄養士でも、ある程度出来るでは？

だって、“米田家の呪い”があるんだし、“ギャルの掟”もあるんだし。

どうもチグハグ。

今作自身が、登場人物のキャラ表現も含めて、

チグハグであることを明言しているようだ。



あげく。。。。脚本が大好きなネタが開始だ。

また、栄養士。。。。描くつもりないよね？（苦笑）

描かなくても、感動だと言ってもらえると思ってるでしょ？

このネタを描けば、名作だと言ってもらえると。

まるで某作のように。

こんなふうに、無駄に伝家の宝刀を抜いてばかりしている時点で、

ホントなら、迷作だよ。


そもそも、今作は、“栄養士の物語”であって“震災記念番組”ではありません。

それは、公式などで書いていることだ。

なのに、

批判を口封じするかのように、必死になって伝家の宝刀。

ほんと、いいかげんにしてほしいものだ。



ま。。。わたしには、無関係だけどね。。。


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