内容
恵美子(内田理央)と雅弘(宮世琉弥)は、
誰も住んでいない無人の部屋から水漏れという案件を目にする。
2年前に住人が湖で溺死。当日、水漏れがあったという。
“水の呪い”だと興味津々の雅弘に背中を押され、恵美子は調査へと向かう。
現場へ向かう途中の公園で、最近、事件があったと知る。
死因は溺死だという。
“水の呪い”に恐怖しながら、現地に到着した恵美子は、
管理人の日向(森永悠希)に部屋に案内してもらう。
するとそこに犬頭(上川隆也)が現れる。
敬称略
脚本、松田裕子さん
演出、宮木正悟さん
今回は、再びホラーのような心霊現象ネタである。
ただ、ホラーの描写だけで無く。
犬頭と恵美子のやりとりで、今までに無くコミカルな描写もあって、
バランスをとっている感じ。
ミステリーとして、なかなかの仕上がりだね。
最近の“刑事モノ”は、単純に事件に事件を重ねるだけだが。
今回は、シッカリとした連続事件で、ひとつの事件だし。
一連の案件の思惑も分かったし。
ひとつだけ気になったのは、
今までで、一番の“バディモノ”に仕上げているってことかな。
確かに、今作は、そういうつもりで描いているので、間違っていないのだが。
今までのエピソードは、そこまででも無かったのだ。
ほぼ“犬頭の事件簿”だったしね。なんていうか。“ホームズ”系でしょうか。
今回は、“バディモノ”。良いバランス、良い描写だ。
ほんとに完成度が上がっているね。
ってか。。。犬頭の基準。。。犬。
「え?そっち?」って、思わず口にしたよ。
今回も楽しいエピソードでした。
今期は、イマイチなドラマが多い中では、かなりマシな方だ。
最後に。どうでも良いコトだが。
上川隆也さんの立ち回りを見ていて、“冴羽りょう”に見えてしまった。
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