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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
神井(磯村勇斗)から伯母・夏美(原日出子)と血のつながりが無いという DNA鑑定書を突きつけられた心麦(広瀬すず)は動揺する。 そのうえ、神井は“東賀山事件”の唯一の生き残りで、 行方不明となっている当時、生後半年の林川歌と同年代であることを指摘する。 松風(松山ケンイチ)は、鑑定書も含め、証拠がないと神井を追い返すのだった。 苦悩する心麦は、京子(西田尚美)に相談する。 すると亡き母・静香(仙道敦子)にそっくりだと。 悩んだ末、伯母・夏美を訪ねたところ。。。 一方、松風のもとに、神井と約束した資料が送られてくる。音声データだった。 友哉(成田凌)と思われる声と、男性が話をしていた。 謝罪する男。松風は、心麦の父・春生(リリー・フランキー)と推測。 そして松風と波佐見(森崎ウィン)は内容について吟味する。 敬称略 脚本、金沢知樹さん 演出、青山貴洋さん ついに物語が動き始めた今回のエピソード。 序盤から情報過多である。 ただし、情報が多いと言っても、“流れ”がスムーズであるだけでなく。 本筋に関わる“謎”だけを、先送りに見えるように盛り込んでいるだけであり。 いわゆる“考察モノ”のような、無理矢理な先送り、引き延ばしに見えない。 おかげで、謎解き、ミステリー、サスペンスというよりも。 “物語”を見て楽しむことが出来るよう見せて魅せている。 まさに“ドラマ”である。 原作が存在することもあるけど。 今作が秀逸なのは、話の仕立て方、構成でしょうね。 今作って、主人公、松風、神井、そして警察サイド、および。。。と。 いくつもの描写が存在するのだ。 しかしどこかに偏りが有るわけで無く。 適切に繋げていて、1つ物語に仕上がっている。 この違和感の無い繋げ方、見せ方が秀逸で、まさに“物語”である。 シッカリと謎への興味を抱かせながら、テンポも良くて、 “流れ”に心地よさ、いや美しさを感じるほどだ。 どこかに絞り込んでいて、謎を引っ張り始めると、 途端に“考察モノ”に早変わりするからね。 かなり上手いです。 いや、本来、“連ドラ”って、こういうモノなんだよね。 でも最近は、違うからね。 キャラの一貫性が無かったり、連続性の無いものが多いし。 ほんと、今作、楽しいドラマである。 最後に。 しっかし、驚異的な情報量だよね。 1時間で入れる量じゃ無いよね。これ。 よく入れることが出来たっていうほうが、正確かな(笑) 繋がっていて、無駄が無いから、 量が多くても、違和感を覚えないし、スムーズに入ってくるのだ。 原作を読んでいるからこそ、ほんとに凄いって感じています。 一番凄いのは、これだけの情報で、 興味を抱かせるように構成していることだけどね。 映像的にも、良い感じだし。音楽なども良い感じだし。 《御上先生》もそうだけど。かなり力が入っているね。 ヤバいですね。ほんとに。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-9113.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年02月07日 22時54分12秒
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