感想は、途中で書かなくなったが、ずっと見続けていた今作。
最後の最後まで見て、感じたのは。
ほんとに、こういうのを描きたかったの?
ってことだ。
きっと、同局で起きた騒動をイイワケにするだろうけど。
そもそも、今作は、序盤から盛り込んでいる“要素”が多く。
ハッキリ言えば。初回から“迷走”のニオイが漂っていたのだ。
明らかに、描写が多かったことだ。
それも、“刑事モノ”なのに、そのメインの描写以外の描写が。
そのうえ“群像劇”かと思うくらいに、
主人公以外の登場人物のやりとりも、てんこ盛りだ。
そのあたり、間違いなく“大人の事情”そして“思惑”が絡んでいる。
それくらい、あざとい描写だったのである。
そういう描写は、回が進めば進むほど、強調され。
誰が主人公?
という状態に陥ってしまった。
“考察モノ”のような、謎の提示と引き延ばし演出も多々盛り込まれていたし。
ってのが、今作の基本的な部分だ。
ワケが分からないのは、事件を描いて、捜査が始まっても。
捜査の描写が極端に少ないこと。
おかげで、
主人公たちは、ほんとに刑事?
今作の序盤から、そんな状態だった。
あげく、殉職そのうえ、負傷。
そのうえ、土屋の問題だ。
頭が痛いのは、
主人公の“縦軸”を入れているはずなのに。
ずっと曖昧だったことだ。
ここまでするなら、入れなきゃ良いだろうにっていうレベル。
致命的なのは、主人公の“設定”。。能力の描写が御都合主義で。チープ。
これ“縦軸”を削除し、騒動トラブルも削除。
普通に刑事モノとして描き続けていれば。
もう少し面白かった可能性があっただろうに。
無駄に、アレコレ盛り込みすぎだよね。
なぜ、もっとシンプルにしなかった?