内容
昭和59年秋、蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)
だがあまりの身勝手さに、役者たちは反発。
ついに自身が作った劇団を追い出されてしまうのだった。
行く当てもなく彷徨った久部は、八分坂というネオン街に迷い込む。
敬称略
脚本、三谷幸喜さん
演出、西浦正記さん
半自伝的な作品をオリジナル!
そのうえ、25年ぶりに。。。。。だとか。
正直、そんなことよりも。
個人的には、
この時間帯に三谷幸喜さんが通用するのか?
いや正確には、この独特な作風が、通用するのか?
のほうが気になります。
そもそも。コレを言うとアレなんだが。単発を除けば、
最近は、“大河ドラマ”だったからね。
“大河ドラマ”って、固定客がいるため、
《新選組!》《真田丸》《鎌倉殿の13人》と。
らしさはあっても、抑え気味だったのだ。
今作。どのあたりまで、“らしさ”で貫くのか?。。。そこなんだよね。
実際、初回から、やりたい放題(笑)
ちょっと、小ネタを入れすぎでは?と。。。心配になってしまった。
例えば、登場人物のやりとり部分に関しては、普遍性があるので、
ある程度、視聴者に受け入れられる可能性はあると思います。
が、時代を反映している部分は、難易度が高いのでは?
ほぼ同じ時代を描いている《不適切にもほどがある!》があるけど。
意外と説明が多いだけで無く。ギャップで見せている部分があるので、
なんとなく、受け入れやすかったのだ。
今作の場合。ふつうに、“あの時代”を描いているだけだからね。
分かる人に分かれば良い。。。。。も個人的にOKなのだが。
。。。う~~~ん。。。。。
こういうのって、
視聴者に理解してもらう。。。っていうハードルがあるんだよね。
脚本がOKでも。もうちょっと演出で工夫しても良かったのでは?
さて、どうなるかな。
ちょっと、真面目に描きすぎている。。。。ような気がします。
青春群像劇だから、こんなところ。。。といえば、そこまでですが。
もう少し、“何か”が欲しいところ。