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カテゴリ:ドラマ系の感想
いわゆる“ダイジェスト”として、かなり適正化されていて。
無駄を極力排除しつつも、雰囲気を残し。 そのうえで、ほぼ全残し。 だが、物語をシッカリと描ききっている。 。。。。と、かなりよく作られているのだ。 本来、無駄な描写部分は、ドラマ自体の雰囲気に関わるので。 全削除は、ある意味で悪手なのだ。 が、今作。ポイントでサラッと残しているので、雰囲気も残っている。 同時に、それを補強するように、家族以外の第三者。 正確には完全な第三者ではないが。 今週だと傳たちを使って、この雰囲気こそが大切だと強調している。 今回のラストなんて、まさにそれだ。 その一方で、ダイジェスト版での全残しもまた、諸刃の剣。 全残しを行うと、物語が見えなくなることが多い。 ここ最近の“朝ドラ”の“ダイジェスト”で、全残しを行ったエピソードは。 物語が全く見えないモノが多かった。 が、今作。かなり適切な取捨選択を行っていて。 「どこを削っている?」と感じるレベルで、ほぼ全て残しているにもかかわらず、 物語で見せて魅せようという制作サイドの意志がハッキリ伝わってくる。 それ以外にも、ポイントがあり。 先週の第1週もそうだったが。 ダイジェスト版になると、“怪談”がよく強調されていて。 “怪談が好き”が、よく分かる編集になっているのだ。 そう、ほんとによく作られているダイジェストなのである。 かなりの完成度である。 個人的には、頭で納得しているし、楽しめているし、 問題を全く感じていないのだが。 ふと。。。思うのである。 先週の第1週でも感じたことだが。 よく作られていて、 ダイジェスト版っていうだけでなく、単独でも成立するドラマと感じている。 が、同時に。 これ、ダイジェスト版を見て、本編を見ると。 思っていた以上に軽い と、間違いなく感じてしまうわけで。 同時に、“怪談”の分かりにくさが強調されてしまい。 戸惑うこと、間違いなし! なのである。 これ、もう少し、軽めの演出を残した方が良いのでは? そんなことを感じた今回のエピソードである。 いや、これ、難しいよね。 やり過ぎると、ダメだろうし。 ダイジェスト版としては、よく出来ているし。 あと2分あれば、ちがうかも(笑) 最後に、今週は、いろいろあって、感想は遅れがちだったが、 ほぼ。。。“回収” かなりの簡略版ですが、ま。。。。覚え書きなのでOKでしょう。 さてさて。。。今週のドラマで、もっとも気になり、良かった作品をひとつ。 それは。本日、再放送で最終回を迎えた《チョッちゃん》である。 NHKさん。これを見て、何も思わないの?ってことだ。 初回から見れば分かるが。 劇中の時間経過は、20年強しか無いんだよね。 最近の“朝ドラ”は、すぐに子供を使って、死ぬくらいまで描くけど。 今回の最終回を見ても分かるように。 昭和20年前半で、終了である。 寿命の人、病死の人、戦死してしまった人はともかく。全員生存。 まだまだ、“続く”のは、言うまでも無い。 ここからは。。。。“トットちゃん”の世界なので、そういうドラマを見れば良いが。 《チョッちゃん》のように、絞り込んで描けば、 重厚な物語を描くことが出来る!! それを、《チョッちゃん》が証明しています。 皆が魅力的な登場人物。魅力的な物語。 そろそろ “朝ドラ”も。。。物語を描くことを優先させるべきでしょう。 何かと、子役が。。。。とか、年を取っても。。。。とか。 話題にしたがる人や、雑誌などがあるのも分かっているが。 でもね。 ドラマって、そうじゃないのでは? 今作、それを証明していると思いますよ。 実際、絞り込んで描いている“朝ドラ”が、無くは無いんだけどね。 最近は。。。。放棄しているし。 同時に、物語で見せて魅せようということも放棄するのは、辞めてほしいものです 半年で描くコトが出来ることは、しれている。。。と思いますよ。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-9473.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年10月11日 09時39分57秒
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