|
カテゴリ:ウォーキング
「ねじらない、ためない、うねらない」、
武術家、甲野善紀先生の提唱するカラダの使い方です。 著書:「古武術で蘇えるカラダ」の中で、 武術として有効な立ち方には足裏全体を地面につけ、 体重を足裏に均等にかける、とあります。 また移動する瞬間も、蹴り足のつま先に力を加えて進むのではなく、 足裏を水平にして地面に対して垂直に上げる、とあります。 こうすることでカラダ全体のアソビが取れ、 各部が瞬時につながって、カラダ全体を一気に動かすことが 出来るとされています。 これらを、「薄氷を踏む如し」というように表現されています。 または、「濡れた半紙の上で紙を破らないように立つ感覚」とも。 難しく考えずに、あくまでもイメージの世界です(笑) 内股歩き、ガニマタ歩き、外反母趾、ヒザ痛などの方は 歩く時に余分にカラダを「ねじる、ためる、うねる」という 動きをしてしまっています。 この動きにカラダが耐えられなくなった時、 はじめてカラダは「痛み」というサインを発します。 歩く時に少しイメージしながら歩いてみます。 ・薄い氷の上を歩くように ・濡れた半紙の上を紙を破らないように もう一度いいますが、あくまでもイメージの世界です(笑) この感覚がつかめてくると、 余計にカラダを「ねじる、ためる、うねる」といった 癖のない歩き方が出来るようになってきます。 ちなみに、歩き始めの時よりも、 歩き疲れた時の方が意識しやすくなってきます。 それは疲れてくることによって自然と 「ねじる、ためる、うねる」といった 余計なカラダの動きをしなくなってくるからです。 くすコンディショニング 整体ウォーキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月26日 15時52分21秒
[ウォーキング] カテゴリの最新記事
|