数え年の数え方数え年の数え方お葬式をする場合には通常亡くなった方を「数え歳」で数えます。 数え年というのは、生まれた時に1歳です。 胎児のときに受胎から10ヶ月お腹にいますので その分を数えています。 西洋では生まれた時から年齢を数えますが、 仏教の輪廻の考え方からすると、受胎から数えるほうが普通です。 そしてお正月を過ぎると1歳が加わります。 つまり、12月31日生まれならば、次の日に既に2歳になります。 現代の感覚では不思議に思われますが、戦前ぐらいまでは このような数え方をしていたようです。 テレビも新聞も日めくりも無い昔は、盆と正月はともかく、 他の日は今日が何日か月の満ち欠けを見ながら 大体でしかわかりません。 正月に歳を取っていくというのはかなり合理的だったようです。 最終更新日 2009年03月07日 |