お寺の主は誰でしょう今日の法事の件で、檀家の方がいらしゃいました。本堂で対応致しますので、「お焼香をどうぞ」と勧めると 正座して丁寧にお参りされました。 お寺に法事・葬式などの用件があって来寺される方には 本尊様にお参りを勧めています。 お寺は本尊様あってのものでありますので、 まずご挨拶していただくのが当然です。 ところが、まれに「忙しいので」と言われ お参りされない方がいます。 また、「お焼香の準備をしますので、しばらくお待ちください」 というと、「○○の用件で来たのですが」と 怪訝そうな顔をされる方もいらしゃいます。 実は大変失礼なことです。 お葬式も法事も本尊様にお願いするのです。 その本尊様の力によって導かれるのです。 住職などは長くとも五十年程度 お寺を管理しているに過ぎません。 住職をはじめとする僧侶などは本尊様の管理人であり、 代理人なのです。 お寺の主は本尊様です。 また、寺院の境内墓地へお参りする方は、 まずお寺の本尊様にもお参りしてください。 最終更新日 2009年03月25日 |