お仏壇・お墓の準備お仏壇・お墓の準備これまでにお葬式を出して、すでにお仏壇やお墓を所有している方は 四十九日までに用意するものは位牌ぐらいです。 一方で、新たにお葬式をされた方は、通常四十九日に、 納骨をしますのではお仏壇・お墓を準備する必要が出てきます。 ただ、どうしても四十九日までに準備する必要はありません。 お墓もお仏壇も五十年・百年という長い単位で使用するもの ですから、とりあえずの間に合わせではなく、慎重に選んで 準備すべきなので四十九日という期限にこだわることなく 納得したうえで決めたいものです。 四十九日までに準備できない場合には、百か日、彼岸、初盆 一周忌など区切りに合わせて準備するといいでしょう。 なお、お墓ができない場合には四十九日まで使った中陰檀を そのまま使用してお祀りしますので、お仏壇も用意する必要は ありません。 さて、墓地の選び方です。 まず、できるだけお参りしやすいところを選びたいものです。 一般には「墓地を買う」といいますが、厳密にはお布施を納めて 永代に墓地として土地を借りる形にです。 業者が運営している墓地は、安くて整備も行き届いています。 その一方で、公共交通機関ではお参りできない場所に あることも多く、業者がその墓地の運営から撤退したり、 倒産したりしたらたちまち墓地の管理に支障をきたします。 それに比較して寺院墓地は、比較的町中にあり、交通の便がよく 長く使用するには最適で、仮にお参りする人がいなくなっても その寺院で永代にわたってお祀りしてもらえます。 金額だけに捉われず、長い目で見て墓地を選びたいものです。 最終更新日 2014年05月19日 |