地福寺檀信徒必携ーお通夜の注意地福寺檀信徒必携ーお通夜の注意 (2)お通夜に参加される場合の注意点をお話します。 お通夜の服装ですが、最近は喪服で参加される方も 増えているようですが、本来は平服で参加するのが 作法です。 普段着でもかまいません。 その理由は、お通夜は「とりあえず駆けつけた」という 形を取るからです。 むしろ、喪服で参加されると 「亡くなることを予測して用意していた」ということで 失礼にあたる場合がありますので注意しましょう。 また、いきなり故人の顔の覆いを取って覗き込む人が ありますが、これは親しい人であっても遠慮しましょう。 自分の死顔を見られたくないという希望の方も 少なくありません。 喪主から勧められない限りは故人に対面することは 避けたいものです。 僧侶の枕経が始まったらお焼香を行います。 お互いに焼香の順番を譲りあうケースをよく見ますが 通夜の焼香は手早くすることが作法です。 近くに座っている方から順番に行いましょう。 枕経が終わったら末期の水を取りますが 本来は亡くなる人に直前に水を飲ませる慣習から 来ていますので、ごく親しい身内以外は遠慮するように したいものです。 また、親族はなかなか会葬者がいると落ち着かないものです。 挨拶を済ませたら、早めに帰る気遣いをしたいものです |