災難に遭う時節には災難い遭うがよく候 良寛和尚の災害を逃れる妙法 短いお経と法話
元日から災害など事件が起きております。今年はどうなる?とお考えの方もいらっしゃるでしょう。子どもと遊んでいたことで有名な江戸時代の曹洞宗の僧侶である良寛和尚はこんな言葉を残しています。「災難に遭う時節には、災難に遭うがよく候 ~中略~これ災難をのがるる妙法にて候」一見冷たく見える言葉ですが、その真意はどこにあるのでしょうか?どんなに幸せな日々もいつまでも続くわけではありません。仮に恐竜が絶滅したときの隕石や富士山の2~3000倍のエネルギーの破局噴火が起きたら、どんなにお金持ちで権力があったとしても、それから逃れることはできないでしょう。また、現在の日本では年間158万人、毎日4300人以上の人が亡くなっています。これまでの日常を失った悲しみから、早く立ち直って、前を向いて生きて欲しいと思います。インスタで境内の様子・イベントなどをお知らせしております。蔵本 地福寺 インスタ