知不知上 不知知病
知不知上 不知知病知りて知らずとするは上知らずして知るとするは病(へい)なり 老子老子の言葉ですが、「知っていて知らないというのが良い。知らないのに知っているというのは人間の欠点(病)である」という意味です。ある寺院に掛けてあった額の文句です。人生訓としては良いのかもしれませんが、ある程度年齢を経てくると若い時は正しいと思っていたことが、最近は間違いのように思うことがあります。人間が死ぬまで成長していくとしたら、間違いにどんどん気づいていくということの繰り返しのようにも思います。しかし、すべて知るまで何もできないとしたら、機会を逃してしまう事にはなりかねず、知らないことがあるという欠点を持ちながら現時点で正しい選択をしていくことが大切な様に思います。と私は思いましたが、どうお考えでしょうか。ああああねはん法要の案内を発送しました。ねはん法要は3月26日・27日です。