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テーマ:楽天写真館(354366)
カテゴリ:電子工作&パソコン
空気清浄機は電源を通じても、運転/停止ボタンを押さないと開始しない。自動通電タイマーを作ったのに、リモコンのボタンを押さなければならないのは面倒。横着者には我慢ならない。そこで、タイマーの通電開始ボタンを押すだけで運転が開始されるようにした。
リモコンのケースを外し、運転/停止ボタンの配線パターン(2本)の適当なところに穴を開け、それぞれのパターンにリード線を半田付けして基板の裏側に出し、基板の隅に作った電極に接続した。その電極からケース外にリード線を引き出してコネクタを取り付けた。なお、電極は基板の縁に小さな穴を開け、銅線を巻いて半田付けしたもの。 運転/停止ボタンの配線は2本あり、1. 数ボルトの電圧がでている。この2本の線を短絡するごとに運転と停止を繰り返す。 電気的に短絡するのには+電圧の出ている方をNPNトランジスタのコレクタに、他方をエミッタに繋ぎ、トランジスタを短時間ONすればよい。 このONする時間を決めるのは図中の7μFのコンデンサと47KΩ(&27KΩ)の抵抗。トランジスタをONするタイミングは空気清浄機に電源が通じてスタンバイ状態になっていることが必要。そのため、タイマーのボタンを押してから一呼吸程度のタイムラグが必要になる。66KΩと470μFそれに続くトランジスタはそのための回路。 実際に使ってみるとその便利さを痛感する。タイマーのボタンをポチッと押すだけで空気清浄機が運転を開始し、設定時間になると停止して通電を断ち、電源プラグを抜かなくても待機電力の無駄をなくせる。ちなみに、空気清浄機の待機電力は1W。 最近の電化製品の待機電力は0. 何Wというものも出だしているが、1Wの待機電力は無視するわけにはいかない。また、常時通電している状態は安全面等でなるべく避けたい。 ・・・ということで、これにて終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 10, 2013 05:35:15 PM
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