2009/02/17(火)18:52
歩き方とひざの痛みの関係。
「歩き方が悪いから、ひざを痛めたのですよ!」
僕は、ひざを痛めて接骨院に来られる患者さんに、このように説明しています。
「歩き方が悪い」と言われると、ピンとくる方もおられるでしょうし、
また、歩き方がどう悪いのか気になる方も多いでしょう。
ひざの痛みで整形外科を受診しますと、
「すき間が狭くなっている(軟骨のすり減り)」とか
「ひざの変形がある」など「骨が悪いこと」を指摘されるわけですが、
これが本当のひざ痛の原因ではありません。
実はひざ痛は、
歩き方が悪いためにひざの周りの筋肉に負担がかかり、
筋肉のバランスがくずれて痛みが起こるのです。
ですから、「歩き方の悪いクセ」を良くしてあげないと、
年齢を重ねるにつれてひざの変形は進んでしまい、痛みが増加してしまいます。
しかし、この「歩き方の悪いクセ」というのは、無意識のうちに普通に行なっているもので、
患者さん自身はまったく気づかないものです。
足の専門知識がある先生が診て初めてわかるものなのです。
ただ単に、デンキを当てたり、マッサージをしているだけでは、
ひざ痛はなかなか良くなりません。
痛みが取れるのには時間がかかってしまいます。
それは、一般の整形外科や接骨院では、
ひざ痛の原因となる「歩き方の悪いクセ」というのを重要視していないからなんです。
だから治りにくいし、くり返しひざの痛みに悩まされます。
徳山接骨院では、
歩いている状態を専用の器械で測定し、
ひざ痛の原因となる「歩き方の悪いクセ」を見つけ出します。
ひざの治療とともに、正しい歩き方の指導と、
インソールを使って歩行時の悪いクセの矯正を行なうことで、
治療効果をあげています。
今回のニュースレターでは、
『歩き方とひざ痛との関係』ということで、
なぜ歩き方からひざ痛が起こるのか、
その原因と症状との結びつきについてお話ししていきます。
明日、18日(水)は北本荘公民館「さわやかサロン」で講演いたします。
19日(木)より、接骨院受付で「ごきげん通信」ニュースレターを無料配布いたします。