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Serendipity~株式会社東京通商

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tokyo2show-fujimoto

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2007.10.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類

**「誰と戦うか?それは、簡単に分かる。
    何の為に、戦うのか?よく考える。・・僕は、何の為に戦うのか?・・・」・・・・・?
   「麦の穂をゆらす風」は、カンヌ映画祭で大賞を取った作品・・ご覧になった方も
   多いいでしょう。いわゆる、アイルランド紛争を、扱った映画。その、アイルランド
   独立の英雄「マイケル・コリンズ」の半生と一緒に観ると、少し、私にも、分かった?
   気がする。(中々、難しい問題ですが・・・)
**19世紀末、英国にとって、一番問題ある植民地?は、一番近くに位置する、
   アイルランド。700年の英国支配の間、度々、反乱が起きたが、1916年、蜂起に
   続く、ゲリラ戦により、英国の支配体制は、変化をみた。その、指導者が、マイケル
   コリンズ。彼の人生は、勝利と血と悲劇に満ちた、その時代そのものであった。・・と。
   過激な殺人、破壊活動を得意とするコリンズは、英国を追い詰めていく。・・ついに、
   1922年、英国との団体交渉代表として乗り込み、アイルランド自由国として、実質上
   の独立を勝ち取るのだが・・「英国への忠誠」を拒否し、あくまでも「完全独立」を叫ぶ
   反対派との、激しい「内戦」となっていく。::・・これ以上の、無益な血を流さないように
   コリンズは奔走するが、かって英国相手に共に戦った同士達を敵に回す事になる。

   この内戦の描写は、観ていられない。(悲劇そのもの・・)。最後は、英国ではなく、
   アイルランド兵の銃に倒れる事になる。享年31歳。首都ダブリンでの葬儀には、50万人
   が、参列したと。短い生涯の間、彼は英国を追い詰め、共和国への道を開いた・・と。
   (都市ゲリラ戦の革命家と言われる一方で、矛盾するようだが、人に優しく、友愛に満ちた
    一人の、青年として、描かれている。)
**このマイケル・コリンズが、活躍した時代の、アイルランドの、小さな村から始まる悲劇。
   それが、「麦の穂をゆらす風」。いわば、「政治史」の対極にある「庶民史」・・
   最後は、まさに「何の為に戦うのか」分からなくなる・・悲惨な人間の苦悩を、K.ローチ
   監督は、見事に表現してみせる。(心、ゆらす風が吹く・・)
   1920年。主人公17歳のデミアン。小さな村で医師になる夢もつが、英国軍隊の理不尽
   な弾圧からアイルランドの義勇軍に身を投じる事なる。この波乱に満ちた、人間の苦悩
   は、「何の為に・・」のむなしさを・・突きつける。(秀作と言える)・・・・デミアンが
   「裏切り者」として、幼な馴染みを、銃殺する場面、英国軍の拷問に耐え、実の兄を
   救い出すシーン。何よりも、1922年、「賛成派」「反対派」に分かれて、内戦が勃発。
   自らの「信念」に殉じて、武装解除に応じないデミアンを、「賛成派」の兄が、銃殺する
   ラストシーンは、涙で、「もう、やめてくれ」・・と言いたくなる。
、   (兄が、自らの手で殺した、弟の死を、弟の恋人に伝えに行く。・・彼女は、この兄に
     二度と、あたしの前に顔を見せるなと、叫ぶ。・・この悲しみが、永遠に続くような
      切ない、終わりかたです。・・やり切れん・・)
**民族紛争なるものは、有名な?ものでも世界に30近くある。・・・「民族」とは、何でしょう?
  根拠を示せと言われたら困りますが、私は、必ず何らかの新しい価値?が生まれ、「民族」
  は、無くなるように思う・・希望を・・抱く。
**多くの血が、流されていく・・何の為に?・・
  「ボスニアで多く死体を見て、毎日泣いたの。・・これが、わたしの母だったらと連想して・
   でも、ここでは、涙も出ないの・・マヒ?・・ここの死体は、ただの死んだアフリカ人・・
  結局、私達は、自分勝手な人間なのよ。(自虐)」・・(「ルワンダの涙」より)

  「神は、この苦しむ人と共にいる、この現実から逃げれば、二度と、神を見つけられない」
  ・・・・と言いたいが・・今の私は、自分勝手な・「自分の為に戦う人」に過ぎないのか???
----- Original Message -----
From: >
To: ??????@tokyo2show.co.jp>
Sent: Friday, October 05, 2007 9:58 AM
Subject: 5日の日記









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Last updated  2007.10.25 17:56:17
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