草色のブランケット

2006/05/09(火)09:45

ナチュラル&ハーモニックスクール 第一回 (の前置き)

スローな価値観へ(42)

ゴールデンウィークは、長野の野菜畑、秩父のお寺、千葉の田んぼ、と三県に足を伸ばし、ちょっとドタバタしつつも、自然のエネルギーをたっぷり充電してきました。 そのことも書きたいと思いつつ、部屋を片付けたりしていたら(いよいよ、自分の書類などもスキャナー開始! がんがん紙類を処分して本棚をデトックスし始めたの)、あっという間に連休が終わってしまい、あーあ、月曜日になっちゃった、と手帳のカレンダーを見たら、 「1900-2200 Nat Harmony」と、きったない字(私の字ですが。自分で書いておきながら後から読めなくなるほど汚い。こればかりはマクロビをもってしても治らない)で書き込んである。 おー、そうだった。ナチュラル&ハーモニックスクールを前に申し込んでいたんだった。 いやあ、野菜畑の見学や田植えの体験をした直後に、このセミナーに行くというのは、何ともタイミングがよい。 これ、akkoさんやWFSさんが行ってすごくよかった、とブログなどで書いているのを読んで、ある晩発作的に申し込んだのだけれど、すっかり忘れていた。 3時間びっちり情報がつまったセミナーと聞いていたので、メモをとる筆記道具やICレコーダーまでも準備して、意気揚々と千駄ヶ谷へ。 本当は、野菜作りをしているノンマクロビの知人なども誘おうかと思っていたのだけれど、ホームページの雰囲気がちょっと、、、濃いというか熱いというか、、、要するにオシャレで楽しい感じではなかったので、セミナーの雰囲気もどんな感じなのか全く分からず、知人が引いてしまっても困るので、一人で申し込んでいた。 でも、千駄ヶ谷のアンゴロというレストランに到着した瞬間、「しまった、誘うんだった」と後悔。 だって、そのお店はこぢんまりとした、シンプルおしゃれ系のお店。 整然と並べられた20脚ほどの椅子には参加者の名前がちゃんと貼ってあって、壁にレクチャー資料が映し出されていて、資料もきっちりバインドしてある。 暖かいライティングに照らされてリラックスできる可愛い空間だけど、なんとも素晴らしいお勉強環境。 よし、ばっちり勉強するぞ! とペンやらレコーダーやらを取り出して、資料をめくってみたら、一ページ目に、 講義録は後で配るので、メモを取らずに、セミナーは目で見て、感じることに重点を置いてお楽しみください。 と書かれていた。 まず、ここでガツンとやられた。 この3時間のセミナーでは、一年半前にOrganic Baseで初めてマクロビ的アトピー対策講座を受けたとき以来の、価値観を根底から揺さぶるようなガツンをいくつも経験したのだけれど、これがまず最初の一発だった。 私は、メモを取るのが好きだし、記録魔というか、書き留めることで自分の中に情報を吸収していくタイプ。 でも、脳ではなくて、心で情報を受け止めてみたほうがいいときもあるんだった。 おとなしくペンとレコーダーをバッグに戻し、3時間ずっと話に聞き入った。 セミナー中、何度も「あ、これ書きとめておきたい」という衝動に駆られたけれど、そう思わせた情報は、記憶にちゃんと残っていたし、セミナーの終わりに渡された議事録は、本当に丁寧に書かれていたので、メモを取る必要は本当になかった。 えっと、メモをとりたい衝動を我慢していた衝動からか、本題に入らないままこんなに書いちゃったけど、今から仕事なので、とりあえず今日はここまで。

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