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江戸東京ぶらり旅

江戸東京ぶらり旅

神田明神前の老舗

江戸っ子神田の名物


神田祭
 江戸時代,神田明神(明治以降の正式名称は神田神社)江戸城の鬼門除けとして尊崇されました。それだけに幕府にとって重要な神社なのです。ここで行われるお祭り,神輿は江戸城にも入ることができ,将軍の観覧に供されたのですね。だから天下祭りとも言われたのですが,現在は京の祇園祭,大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つでもあります。2年に一度の本祭,200基の神輿が練り歩く神田っ子の祭り。

 野村胡堂の作品「銭形平次捕物控」の主人公,銭形平次が神田明神下の長屋に住居を構えていたという話の設定から,神社敷地内に銭形平次の碑があります。

神田明神2.JPG


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豊島屋本店

 1596年,鎌倉河岸で酒屋を開業,酒の肴として出した特別大きな田楽が大評判。初代十右衛門が夢枕に,紙雛様から白酒の製法を伝授され,其の通りに醸って見ると美味しい白酒が出来たと言われ,長谷川雪旦の「江戸名所図会」などにも登場,江戸中の評判となったとか。
 「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」
その製法と味は現在まで引継がれているとか。雛祭には白酒を宮様へ献上。現在は「東京の地酒」清酒金婚,天上味淋も醸造販売。明治神宮,神田明神,日枝神社の御神酒として納めている歴史とあるお店です。

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天野屋

 神田明神の鳥居の前にある「天野屋」,「富士山に肩をならべる甘酒屋」と俳句で詠われ,江戸時代から明神甘酒として知られているお店です。糀(米こうじ)を作る地下の天然むろは創業当時のまま。手を加えて生成し熟成を待って作り上げられた甘酒は砂糖を加えていない自然の甘み。甘酒の他にも,江戸味噌,久方味噌(なめみそ),柴崎納豆なども人気。

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