成人の日ローマ時代は14歳で大人,トーガという白い布をまとったのです。大人は「血の税」,つまり戦争に行く義務と責任がありました。日本だってかつては男子が15歳,女子13歳で大人と認められたのですがね。だから働かなければならないし,結婚もできるが,戦争にだって行かねばならない。これが「大人」。 「一人前」なんて,寿司や丼の一人前を食べられるからこう言うわけではありませんよね。当然ですよね。昔は男子は米を60Kg背負うことができること,女子なら210坪,つまり700平方メートル弱の広さに,一日で田植えができること。これが一人前の前提ですよ。 今の若者,これに相当することできるかな? 男子は15歳で元服,つまり元はスタート,服は衣服ですが,大人の服装ができる,ということですね。烏帽子をかぶって,刀をつけ,名前ももらって・・・女子は13歳で成女式があり,髪を結い,振り袖ではなく留め袖の着物を着て,腰巻きをし,結婚したなら江戸時代なら歯を黒く染めて,眉も剃り落とす。 えびす様 衣装運賃無料 日本の民法では満で20歳に達した者を成年,それ以下は未成年としますね。まあ,男子は18歳,女子は16歳で結婚できるのですが,結婚してしまえば成年に達したとみなされる。 成年に達した者は大人,それ以下は子供と呼ばれ,大人なら法律上の権利,例えば選挙権とか商取引が自由にできるとか,身近なことなら酒や煙草がOKだとか・・・でもそのかわりに義務も生じる。法を犯せば大人としての扱いを受けるのですね。でも,成人式でどんちゃん騒ぎ,酒を飲んで暴走,大人としての覚悟ができていない,にせの大人もたくさんいますがね。選挙権を18歳から与えようなどという動きもあるらしいけれど,どのような根拠での判断なのでしょう。 cantina Vino Vino 東京ワイン倶楽部 葡萄酒蔵ゆはら まるどら 日本酒,古酒のご購入は,こちら 古酒ナビ 広島お酒スタイル 酒のデパート玉喜 旨いde地酒 焼酎のご購入は,こちら 下町の焼酎屋・澤屋総本店 |