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江戸東京ぶらり旅

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サンタクロース

 子供達の夢を満たすため,フィンランド郵政省は1961年,サンタクロースの住所を定めたのです。次の住所に返信用切手を同封して手紙を出すと,サンタから返事が来ますよ。でも何語で書いたらいいのでしょうかね。勿論どんな言語でもOK。

Mr.Santa Claus
Joulupukin Konttuuri
Napapiri, 96930 Rovaniemi, Finland




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 サンタクロースが生まれたのは1922年のこと。米国のクレメント・C・ムーアという聖書学者が作った ’T WAS THE NIGHT BEFORE CHRISTMAS というクリスマスイヴの詩の中で登場するのです。

えっ,サンタってもっと昔からいたんじゃないかって?
でもこの詩の中で,

 明日は楽しいクリスマス
 煙突の下に靴下つるし
 ニコラスおじさん来るといいな

 ・・・
 あーら びっくり 小さなソリを
 8頭のトナカイが引いていた
 かわいいえくぼに輝く瞳
 頬はバラ色,お鼻はチェリー
 おどけた口は弓なりに
 あごのおひげは真っ白だ
 ・・・
 
 このニコラスおじさん,オモチャの入った袋をかついで煙突から入ってきて,プレゼントを靴下につめこんで,また煙突から出て行く。こんなイメージはこの詩から始まったのですね。だから子供たちにはこのお話は大受け。大人だって自分がサンタになりきって,子供を喜ばせる。「いい子にしていたらサンタさんがやってくるよ」と子供に語り,これがまたいい教育になりましたね。

 でも現代は白けてる。「サンタなんて本当はいないんだよね」なんて夢のないことを子供が言う。サンタはいると信じる子にだけやってくるのですよ。信じない子になどプレゼントはやってはいけません。


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 サンタは夜やってくる。昼間じゃさまになりませんからね。
 つまりサンタは誰でも会えて誰とでも会話ができるようじゃ価値がない。知られないようにこっそり来て,よい子にプレゼントをする。半信半疑だった子供達は,本当にサンタがいるんだねと納得する。この喜ぶ子供を見て親は幸せ感を味わうのですよ。だからサンタが来るのは子供達が寝静まった夜じゃないとだめ。

 それじゃ,どうしてサンタは煙突からやってくるのか。
 煙突掃除は冬が本格的に始まる前に行うこと。子供達にもススだらけになる掃除を手伝わせたい。これをどうやってさせたらいいのか。親の言うことを良く聞き,手伝いもするこどもにはちゃんとサンタさんが来るのよ,などと親から言われる。サンタさんは煙突からやってくるのだから,ちゃんと掃除をしておかないとね,とだめ押し。こどももこの理屈には何の反論もできない。むしろなるほどそうだ,と納得。子供だって自分の不利になることはいやだ。それで辛い掃除も手伝いましょうとなるのです。うまいこと考えましたね。

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