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江戸東京ぶらり旅

江戸東京ぶらり旅

猿若町<浅草>

 東京では山本一力の書いた「あかね空」が映画化されて上映されました。江戸に出てきた豆腐職人が門前仲町に根を下ろし,ここで商売を繰り広げる内容です。家族の絆(きずな)を現代に問う良い作品です。映画もなかなか出来映えが良いと思います。

 江戸時代は映画などないので,もっぱら芝居でした。芝の上に座って観るものが芝居でしたから,能も相撲も芝居です。そのうち歌舞伎が盛んになり人気が出て,芝居小屋までつくられました。それで芝居と言えば,歌舞伎をさすようになったのですね。

 浮世絵の中の芝居小屋,ここに櫓(やぐら)が描いてあれば幕府公認,公に認められた証です。中村座(日本橋堺町),市村座(葺屋町),森田座(のちの河原崎座,木挽町)の三座だけが認められました。文部科学省推奨っなわけですね。ところが天保の時代に中村座の楽屋から火が出て,水野忠邦は寛政の改革で,江戸市中から芝居小屋を追放しようなどと考えはしたのですが,遠山金四郎こと遠山の金さんのお陰で浅草へ移転,猿若町で興行することができるようになりました。 

 *江戸三座の詳しいことは「猿若町と歌舞伎」をご覧ください。

 江戸三座以外にも神社の境内に小屋をつくってここで興行することを認められた「宮地芝居」もありました。いろいろと興行に制約があったので,幕府公認の芝居ほど華やかではなかったのですが,蕎麦一杯の値段程度で観られるお手頃の料金,わざわざ髪をととのえ外出着を身につけていかなくてもいいので気楽。庶民には人気がありました。


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