屋久島の縄文杉
9月の終わりにいってきました。天気予報は晴れでしたが山間部はほとんど毎日雨が降ります。雨具と折りたたみ傘とリュックカバーは必須です。ちょくちょく登山をする友人が一緒だったのでガイドは雇いませんでした。道案内だけならガイドは不要と思いました。お弁当とか持ってあげてるガイドさんも見かけたので体力に自信のない人は雇ってもよいと思います。ガイドなしなのでレンタカーで荒川登山口まで移動です。駐車場がすぐ満車になり、疲れきった状態で帰りに別の駐車場までのぼらなくてならずキツイと宿のオジサンに言われていたので4時に起床して早朝弁当屋島むすびで朝食と昼食のお弁当を受け取り5時20分ごろには登山口に到着しました。正式な駐車スペースはいっぱいでしたがなんとか登山口側にスペースを見つけて駐車できました。朝食の弁当を食べてる間にだんだんと明るくなってきて6時ちょうどくらいにトロッコ道を歩き始めました。40分間くらいで予定通り小杉谷集落跡に到着しましたが雨宿りの人々でイッパイだったので休まず歩きました。結局、大株歩道入り口までほぼ休みなしでした。ここでお手洗いと充分なエネルギー補給と休息をすませていよいよ本格的なのぼりです。くるしいけれど屋久杉の巨木に合いたいと思うと次第に疲れも忘れ、歩をすすめることに集中するようになっていきます。名のある屋久杉をいくつか超えて最後に登場するのが縄文杉。樹齢7200-3000年とされているので半分朽ちかけているのかと想像していましたが、生命力に溢れた巨木でした。雨が多く、土壌が流出してしまう過酷な条件であるから、成長が遅く、年輪の詰まった丈夫な幹を持ち、倒れることなく何千年も生き続けられるそうです。屋久島の自然は言葉や写真では決して伝えられないと思いました。緑と水蒸気と自然に溢れたここの雰囲気は行かないと味わえません。今回行くことができて本当によかったです。利用したペンション